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03月09日-04号

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  1. 妙高市議会 2012-03-09
    03月09日-04号


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    平成24年  3月定例会(第1回)         平成24年第1回妙高市議会定例会会議録(第4日)                     平成24年3月9日(金曜日)                             議事日程 第4号  午前9時30分 開 議 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  議案第19号、議案第24号及び議案第31号 第 3  議案第20号~議案第23号 第 4  議案第25号~議案第30号 第 5  議案第32号 第 6  議案第15号~議案第17号 第 7  議案第1号~議案第11号本日の会議に付した事件 日程第 1  会議録署名議員の指名                                    日程第 2  議案第19号 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関               する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例議定について(総務文教委員会関係)        議案第24号 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関               する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例議定について(建設厚生委員会関係)        議案第31号 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関               する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例議定について(産業経済委員会関係) 日程第 3  議案第20号 妙高市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例議定               について                                          議案第21号 新潟県妙高市市税条例の一部を改正する条例議定について                    議案第22号 妙高市勤労者研修センター条例の一部を改正する条例議定について                議案第23号 妙高市妙高高原赤倉シャンツェ管理条例の一部を改正する条例議定について     日程第 4  議案第25号 妙高市妙高市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例議定について              議案第26号 妙高市暴力団排除条例議定について                              議案第27号 妙高市霊園条例の一部を改正する条例議定について                       議案第28号 妙高市介護保険条例の一部を改正する条例議定について                     議案第29号 妙高市市民の広場条例の一部を改正する条例議定について                    議案第30号 妙高市国民健康保険税条例の一部を改正する条例議定について           日程第 5  議案第32号 妙高市森林公園条例の一部を改正する条例議定について              日程第 6  議案第15号 指定管理者の指定について(総務文教委員会関係)                        議案第16号 指定管理者の指定について(総務文教委員会関係)                        議案第17号 指定管理者の指定について(産業経済委員会関係)                 日程第 7  議案第 1号 平成24年度新潟県妙高市一般会計予算                            議案第 2号 平成24年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計予算                      議案第 3号 平成24年度新潟県妙高市後期高齢者医療特別会計予算                     議案第 4号 平成24年度新潟県妙高市簡易水道事業特別会計予算                      議案第 5号 平成24年度新潟県妙高市高柳工場団地開発事業特別会計予算                  議案第 6号 平成24年度新潟県妙高市介護保険特別会計予算                        議案第 7号 平成24年度新潟県妙高市杉野沢財産区特別会計予算                      議案第 8号 平成24年度新潟県妙高市ガス事業会計予算                          議案第 9号 平成24年度新潟県妙高市水道事業会計予算                          議案第10号 平成24年度新潟県妙高市公共下水道事業会計予算                       議案第11号 平成24年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計予算              出席議員(18名)   1 番   堀  川  義  徳   2 番   塚  田  克  己   3 番   髙  田  保  則   4 番   横  尾  祐  子   5 番   長  尾  賢  司   6 番   丸  山  喜 一 郎   7 番   関  根  正  明   8 番   豊  岡  賢  二   9 番   作  林  一  郎  10 番   吉  住  安  夫  11 番   佐  藤  栄  一  12 番   樗  沢     諭  13 番   八  木  清  美  14 番   渡  辺  幹  衛  15 番   宮  澤  一  照  16 番   佐  藤  光  雄  17 番   植  木     茂  18 番   山  川  香  一欠席議員 なし説明のため出席した者 市     長   入  村     明 副  市  長   市  川  達  孝 総 務 課 長   池  田     弘 企 画 政策課長   松  岡  由  三 財 務 課 長   今  井     徹 建 設 課 長   岡  田  春  彦 農 林 課 長   石  橋     尚 観 光 商工課長   早  津  之  彦 環 境 生活課長   鹿  住  正  春 市 民 税務課長   丸  山  敏  夫 健 康 保険課長   引  場  弘  行 福 祉 介護課長   西  澤  澄  男 ガス上下水道局長  浅  岡     宏 教  育  長   濁  川  明  男 こども教育課長   戸  田  正  弘 生 涯 学習課長   宮  下  義  嗣 妙高高原支所長   大  野  公  男 妙 高 支 所 長   小  島  武  夫職務のため出席した議会事務局の職員 局     長   笠  原  陽  一 庶 務 係 長   阿  部  光  洋 主     事   堀  川  明  子                                                                       午前 9時30分  開 議 ◎局長(笠原陽一) ただいまの出席議員は18名であります。 ○議長(豊岡賢二) ただいま事務局長報告のとおり、出席議員数は18名であります。よって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。   本日の議事日程については、お手元に配付のとおり進行しますので、御了承願います。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(豊岡賢二) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において14番 渡辺幹衛議員、15番 宮澤一照議員を指名します。 △日程第2 議案第19号 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例議定について(総務文教委員会関係)      議案第24号 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例議定について(建設厚生委員会関係)      議案第31号 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例議定について(産業経済委員会関係) ○議長(豊岡賢二) 日程第2 議案第19号 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例議定について、議案第24号 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例議定について、議案第31号 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例議定について、以上3件を一括議題とします。   提案理由の説明を求めます。入村市長。                   〔市 長  入村 明 登 壇〕 ◎市長(入村明) ただいま議題となりました議案第19号、議案第24号及び議案第31号の地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例議定について、一括して御説明申し上げます。   国と地方との関係を中央集権から対等なパートナーシップへと転換を図るため、いわゆる地域主権改革による法律が施行されました。本案は、地域主権改革による法律の施行により、これまで法令により自治体に課せられていた義務づけ、枠づけが見直され条例制定権が拡大されたことと、これまで県等で行われていた事務が基礎自治体である市町村へ権限移譲が行われることに伴い、関係条例を整備するものであります。   個別の議案について御説明申し上げます。まず、条例制定権の拡大では、議案第19号の妙高市公民館条例の一部改正では、社会教育法の改正に伴い、これまで文部科学省令で定められていた公民館運営審議会委員の委嘱基準を条例で定めるものであります。   また、議案第24号の妙高市営住宅条例の一部改正では、公営住宅法の改正に伴い、これまで同法で定められていた入居資格の同居親族要件が廃止されることから、条例においても入居資格から同居親族要件を廃止するものであります。   議案第31号の妙高市公営企業の設置等に関する条例の一部改正では、地方公営企業法の改正に伴い、これまで同法施行令で定める場所以外に処分することができなかった資本剰余金について、条例により処分することができるようになることから改正するものであります。   次に、権限移譲に関しては議案第24号の妙高市公有地の拡大の推進に関する法律施行令第3条第3項ただし書きに規定する区域及び規模を定める条例及び妙高市墓地等の経営の許可等に関する条例の2件について、県から市への権限移譲に伴うものでありますが、いずれも既に県の任意移譲を受けて事務を行っているものであり、県条例で定めていたものを新たに条例として制定するものであります。   以上、議案第19号、議案第24号及び議案第31号について一括して御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(豊岡賢二) これより質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊岡賢二) これにて質疑を終わります。   ただいま議題となっております議案第19号は総務文教委員会に、議案第24号は建設厚生委員会に、議案第31号は産業経済委員会にそれぞれ付託いたします。 △日程第3 議案第20号 妙高市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例議定について      議案第21号 新潟県妙高市市税条例の一部を改正する条例議定について      議案第22号 妙高市勤労者研修センター条例の一部を改正する条例議定について      議案第23号 妙高市妙高高原赤倉シャンツェ管理条例の一部を改正する条例議定について ○議長(豊岡賢二) 日程第3 議案第20号 妙高市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例議定について、議案第21号 新潟県妙高市市税条例の一部を改正する条例議定について、議案第22号 妙高市勤労者研修センター条例の一部を改正する条例議定について、議案第23号 妙高市妙高高原赤倉シャンツェ管理条例の一部を改正する条例議定について、以上4件を一括議題とします。   提案理由の説明を求めます。入村市長。                   〔市 長  入村 明 登 壇〕 ◎市長(入村明) ただいま議題となりました議案第20号から議案第23号までの条例関係4件について、一括して御説明申し上げます。   まず、議案第20号 妙高市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例議定について申し上げます。本案は、地域防災のかなめとなっている消防団において、活動主体となっている分団長以下の消防団員の士気を高め、引き続き地域防災力の確保及び向上を図りたいことから、年報酬を見直し、処遇改善を図りたいものであります。   次に、議案第21号 新潟県妙高市市税条例の一部を改正する条例議定について申し上げます。本案は、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための地方税法及び地方法人特別税等に関する暫定措置法の一部を改正する法律が昨年12月2日に公布、施行されたことから、市たばこ税の税率及び退職所得に係る控除の見直しを行いたいものであります。   次に、議案第22号 妙高市勤労者研修センター条例の一部を改正する条例議定について申し上げます。本案は、勤労者研修センターを市民活動を通じた生涯学習の場としての機能を高めるため、1階の配置見直しに伴う貸し部屋の変更を行いたいものであります。   次に、議案第23号 妙高市妙高高原赤倉シャンツェ管理条例の一部を改正する条例議定について申し上げます。妙高高原赤倉シャンツェは、遠方からの利用者を中心に半日単位で練習日程を組んでおり、現行の1日単位の料金設定に加えて半日料金を新設し、施設の利便性向上と利用拡大を図りたいものであります。   以上、議案第20号から議案第23号までの条例関係4件について一括して御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(豊岡賢二) これより質疑を行います。   渡辺幹衛議員。 ◆14番(渡辺幹衛) 14番の渡辺です。簡単ですので、自席でお願いします。   議案第20号の消防団員の報酬などについてですけど、これは今何で改定しなくちゃいけないかという提案の理由は述べられましたけど、中身を見ますと分団長が0.57%アップから団員の14.94%アップまで差がありますけど、その根拠と何でこうなったのかお尋ねします。 ○議長(豊岡賢二) 総務課長。 ◎総務課長(池田弘) お答え申し上げます。   現在の妙高市の消防団員の報酬につきましては、階級的に随分県内の20市の比較の中でも位置づけが異なっておりますもので、その辺を考慮いたしまして各階級ごとに適正な額となるよう引き上げを図りたいものでございます。 ○議長(豊岡賢二) 佐藤栄一議員。 ◆11番(佐藤栄一) 11番の佐藤栄一です。簡単なので、自席でお願いします。   今ほどの議案第20号ですが、根拠について説明がありましたが、団員の士気を高めるという説明もございました。上越市、それから糸魚川市と比較しますと団員以外はすべて金額は多くなっているんですが、団員自身が糸魚川、上越に比べて低いというままになっているんですが、士気を高めるということを考えればそちらのほうに配慮すべきだと思うんですが、その辺の見解をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) 総務課長。
    ◎総務課長(池田弘) 団員の報酬につきましては、比較的上位にないということもありまして、その辺に十分配慮した中で金額を改定いたしたいということでございます。 ○議長(豊岡賢二) 佐藤栄一議員。 ◆11番(佐藤栄一) 改定をされたんですけど、例えば糸魚川市は2万1600円、上越市が2万1900円という金額で、妙高市の場合は2万円と。率にして上がってはいるんですが、まだ低い状況にあるという、この辺についても考え方をお聞かせ願いたいんですが。 ○議長(豊岡賢二) 総務課長。 ◎総務課長(池田弘) 現在の段階で20市中のほぼ中位を当面の間目指すということで、今回は中位に位置づけになるような改定をさせてもらったところでございます。 ○議長(豊岡賢二) これにて質疑を終わります。   ただいま議題となっております議案第20号から議案第23号は、総務文教委員会に付託します。 △日程第4 議案第25号 新潟県妙高市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例議定について      議案第26号 妙高市暴力団排除条例議定について      議案第27号 妙高市霊園条例条例議定について      議案第28号 妙高市介護保険条例の一部を改正する条例議定について      議案第29号 妙高市市民の広場条例の一部を改正する条例議定について      議案第30号 妙高市国民健康保険税条例の一部を改正する条例議定について ○議長(豊岡賢二) 日程第4 議案第25号 新潟県妙高市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例議定について、議案第26号 妙高市暴力団排除条例議定について、議案第27号 妙高市霊園条例の一部を改正する条例議定について、議案第28号 妙高市介護保険条例の一部を改正する条例議定について、議案第29号 妙高市市民の広場条例の一部を改正する条例議定について、議案第30号 妙高市国民健康保険税条例の一部を改正する条例議定について、以上6件を一括議題とします。   提案理由の説明を求めます。入村市長。                   〔市 長  入村 明 登 壇〕 ◎市長(入村明) ただいま議題となりました議案第25号から議案第30号までの条例関係6件について、一括して御説明申し上げます。   まず、議案第25号 新潟県妙高市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例議定について申し上げます。本案は、道路法施行令の一部改正により、国及び県の道路占用料が見直されたことなどに伴い、これに準じた変更を行いたいものであります。   次に、議案第26号 妙高市暴力団排除条例議定について申し上げます。本案は、市における暴力団排除に関し基本理念を定め、市及び市民等の責務を明らかにするとともに、暴力団排除に関する基本的施策を定めることにより、暴力団排除を推進し、昨年8月から施行されている新潟県暴力団排除条例との相互補完を図り、市民が安全で安心して生活できる地域社会の実現に寄与するため、新たに条例を制定したいものであります。なお、附則において市が所有する各公共施設に関する条例についても一部改正を行い、暴力団排除の規定を整備したいものであります。   次に、議案第27号 妙高市霊園条例の一部を改正する条例議定について申し上げます。本案は、平成21年度より妙高市土地開発公社事業として実施してまいりました陣場霊園拡張事業について、当該事業が完了したことから、今回4平方メートル区画及び6平方メートル区画の増設にあわせ、新たに整備した個別集合墓を定義するとともに、利用に関する取り扱いや使用料等について規定したいものであります。   次に、議案第28号 妙高市介護保険条例の一部を改正する条例議定について申し上げます。本案は、平成24年度から26年度までの第5期事業期間において介護給付費の伸びや施設などの基盤整備、介護報酬の改定をもとに新たに介護保険料を算定した結果、現行の介護保険料基準額4500円を900円増の5400円に改定したいものであります。また、負担能力に応じた所得段階別の保険料設定を行うため、現行の所得段階別保険料を7段階から9段階に改めたいものであります。さらに、要介護認定者が増加していることから、介護予防の積極的な取り組みと介護保険サービスの適切な提供を図るため、条例の基本理念と市及び市民並びに介護サービス事業者の責務を規定したいものであります。   次に、議案第29号 妙高市市民の広場条例の一部を改正する条例議定について申し上げます。本案は、効率的な施設管理を行うため、利用料金制度を導入したいものであります。   次に、議案第30号 妙高市国民健康保険税条例の一部を改正する条例議定について申し上げます。本案は、加入者の構造的要因や経済状況の悪化等に伴う課税所得の減少などを考慮し、被保険者負担の増加を抑えるために、引き続き一般会計からの繰り入れ措置による保険税率の上昇抑制を図ります。あわせて、保険税算定区分である基礎課税分、後期高齢者支援金等分介護納付金分ごとの税率について、今後の医療費や支援金などの動向を慎重に見込む中、それぞれの区分に対応した税率に見直したいものであります。このような被保険者負担を考慮した今回の税率改定におきましては、1人当たりの平均課税額はほぼ据え置きとしたいものであります。なお、低所得者世帯に対する配慮から、7割、5割、2割軽減世帯に対する市独自の減免について引き続き継続をしてまいりたいと考えております。   以上、議案第25号から議案第30号までの条例関係6件について一括して御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(豊岡賢二) これより質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊岡賢二) これにて質疑を終わります。   ただいま議題となっております議案第25号から議案第30号は、建設厚生委員会に付託します。 △日程第5 議案第32号 妙高市森林公園条例の一部を改正する条例議定について ○議長(豊岡賢二) 日程第4 議案第32号 妙高市森林公園条例の一部を改正する条例議定についてを議題とします。   提案理由の説明を求めます。入村市長。                   〔市 長  入村 明 登 壇〕 ◎市長(入村明) ただいま議題となりました議案第32号 妙高市森林公園条例の一部を改正する条例議定について御説明申し上げます。   本案は、高床山森林公園のレストハウスについて耐震構造になっていないこと、建築後32年が経過し老朽化が著しいこと、実際の利用回数が年数回と少ないことなどから、一般客の利用施設から除外したいものであります。   以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(豊岡賢二) これより質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊岡賢二) これにて質疑を終わります。   ただいま議題となっております議案第32号は、産業経済委員会に付託します。 △日程第6 議案第15号 指定管理者の指定について(総務文教委員会関係)      議案第16号 指定管理者の指定について(総務文教委員会関係)      議案第17号 指定管理者の指定について(産業経済委員会関係) ○議長(豊岡賢二) 日程第6 議案第15号 指定管理者の指定について、議案第16号 指定管理者の指定について、議案第17号 指定管理者の指定について、以上3件を一括議題とします。   提案理由の説明を求めます。入村市長。                   〔市 長  入村 明 登 壇〕 ◎市長(入村明) ただいま議題となりました議案第15号から議案第17号までの指定管理者の指定3件について、一括して御説明申し上げます。   まず、議案第15号について申し上げます。本案は、平成24年度から使用を開始する妙高市大鹿学び舎ふれあい広場について指定管理者による管理運営を行わせるため、妙高市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第3条第1項の規定により、大鹿自治協議会を指定管理者として指定することについて議会の議決を求めるものであります。   次に、議案第16号について申し上げます。本案は、平成24年度から利用を開始する妙高市杉野沢トレーニングセンターについて、指定管理者制度による管理運営を行わせるため、妙高市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第3条の規定により、一般社団法人妙高高原さわやか協議会を指定管理者として指定することについて議会の議決を求めるものであります。   次に、議案第17号について申し上げます。本案は、妙高市営高谷池ヒュッテ及び妙高市営高谷池野営場並びに妙高市営食堂ホンドリスの管理運営について、引き続き指定管理者による管理を行わせるため、妙高市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第3条の規定により、妙高市営高谷池ヒュッテ及び妙高市営高谷池野営場については一般社団法人妙高市観光協会を、妙高市営食堂ホンドリスについては荒井アンドアソシエイツ株式会社を指定管理者として指定することについて議会の議決を求めるものであります。   以上、議案第15号から議案第17号までの指定管理者の指定3件について一括して御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(豊岡賢二) これより質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊岡賢二) これにて質疑を終わります。   ただいま議題となっております議案第15号及び議案第16号は総務文教委員会に、議案第17号は産業経済委員会にそれぞれ付託します。 △日程第7 議案第 1号 平成24年度新潟県妙高市一般会計予算      議案第 2号 平成24年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計予算      議案第 3号 平成24年度新潟県妙高市後期高齢者医療特別会計予算      議案第 4号 平成24年度新潟県妙高市簡易水道事業特別会計予算      議案第 5号 平成24年度新潟県妙高市高柳工場団地開発事業特別会計予算      議案第 6号 平成24年度新潟県妙高市介護保険特別会計予算      議案第 7号 平成24年度新潟県妙高市杉野沢財産区特別会計予算      議案第 8号 平成24年度新潟県妙高市ガス事業会計予算      議案第 9号 平成24年度新潟県妙高市水道事業会計予算      議案第10号 平成24年度新潟県妙高市公共下水道事業会計予算      議案第11号 平成24年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計予算 ○議長(豊岡賢二) 日程第7 議案第1号 平成24年度新潟県妙高市一般会計予算、議案第2号 平成24年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計予算、議案第3号 平成24年度新潟県妙高市後期高齢者医療特別会計予算、議案第4号 平成24年度新潟県妙高市簡易水道事業特別会計予算、議案第5号 平成24年度新潟県妙高市高柳工場団地開発事業特別会計予算、議案第6号 平成24年度新潟県妙高市介護保険特別会計予算、議案第7号 平成24年度新潟県妙高市杉野沢財産区特別会計予算、議案第8号 平成24年度新潟県妙高市ガス事業会計予算、議案第9号 平成24年度新潟県妙高市水道事業会計予算、議案第10号 平成24年度新潟県妙高市公共下水道事業会計予算、議案第11号 平成24年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計予算、以上11件を一括議題とします。   提案理由の説明を求めます。入村市長。                   〔市 長  入村 明 登 壇〕 ◎市長(入村明) ただいま議題となりました、議案第1号から議案第11号までの平成24年度新潟県妙高市各会計予算11件について、一括して御説明申し上げます。   まず、議案第1号の一般会計について申し上げます。当市の平成24年度行政経営の基本方針は、本格的に動き出した生命圏域の創造に向けて、より強固な地域コミュニティの確立、妙高型総合健康都市の構築、さらなる防災力・減災力の向上、広域連携・協調の強化という4つの柱を掲げ、今まで以上に事務・事業の見直しと重点化を進めながら予算編成に取り組んでまいりました。その結果、一般会計の予算規模は217億7300万円で、23年度に比べると5%増の予算といたしました。具体的な予算の中身は、国民健康保険特別会計への支援による市民負担の抑制や、第二保育園と姫川原保育園との統合園の建設など、市民生活に密着した分野の予算を優先的に確保するとともに、時代の変化を見据えた24年度予算の柱である地域のこし、防災力・減災力、健康都市、広域連携の4つの課題に予算を重点配分いたしました。また、地域経済の活性化のため、投資的経費の規模は44億円、伸び率は41.5%で市町村合併後の最大規模とするなど、現在の閉塞感を打ち破るような積極型の予算を編成したものであります。この結果、投資的経費比率すなわち全体予算に占める投資的経費の割合ですが、これも合併後最大の20.4%と前年度よりも5.3ポイント増となりました。これは、総合体育館や統合園の新設などの大型プロジェクトの影響もありますが、地域経済の活性化のため身近なインフラ整備等を含めた投資的経費全体のボリューム確保に努めたためであります。   次に、人件費の関係ですが、人件費比率は11.6%で対前年度比0.7ポイントのマイナスになりました。これは、一般職員の退職及び職員の新陳代謝に係る給与額の減額や地方議員年金制度の廃止に伴う議員共済会への負担金の減などによるものであります。義務的経費比率は、歳出予算総額に占める人件費、扶助費、公債費の割合、つまり固定費の割合を示すものですが、これも対前年度で2ポイントのマイナスとなりました。これは、人件費の減や子ども手当の見直しに伴い、扶助費が減少したことなどによるものです。   次に、歳入ですが、市税の伸び率は個人市民税が年少扶養控除の廃止等により増加するものの、固定資産の評価替えに伴う固定資産税や都市計画税の減などにより、23年度に引き続き対前年度比マイナスとなっています。また、市債依存度は総合体育館等建設事業などの大型プロジェクトの実施や建設事業費の増加に伴い、14.6%と4.3ポイントのプラスとなりました。その結果として、24年度末の市債残高見込みは23年度末に比較して8億1200万円、対前年度比で4.1%のプラスとなりましたが、将来の公債費負担に配慮し、新規の起債発行はすべて合併特例債などの優良債としたほか、歳出では市債の繰上償還や管理基金への積み立てを行っています。   次に、24年度当初予算の歳入歳出について説明を加えさせていただきたいと思います。まず、歳入ですが、1款市税は先ほども申し上げましたとおり、固定資産税の減などにより2.0%の減となる見通しです。   次に、10款地方特例交付金は個人市民税の年少扶養控除の廃止等に伴う増収により、交付金の一部が整理、廃止される取り扱いとなったことから、82.0%の大幅なマイナスとなる見込みです。   14款使用料及び手数料は、75歳以上の高齢者のバス無料化等に伴う市営バスの使用料の減などにより、全体で前年度比5.1%のマイナスとなっております。   15款の国庫支出金は、総合体育館建設に伴う防衛省の補助金等が増となるものの、恵ため池建設事業の事業量の減少に伴う補助金や子ども手当の見直しに伴う国庫負担金の減などにより、全体で0.5%増のほぼ横ばいとなりました。   16款県支出金は、妙高山麓都市農村交流施設の竣工に伴う市町村合併特別交付金の減を初め、ふるさと雇用再生特別基金事業補助金や緊急雇用創出事業臨時特例基金事業補助金などの減により、対前年度比で7.2%の減となります。   19款繰入金は、財源調整のため財政調整基金を4億円繰り入れするとともに、総合体育館の建設に伴う体育文化施設建設基金の繰り入れを約2億7400万円することなどにより、対前年度比44.1%の増となります。   21款諸収入は、持家住宅建設融資資金の廃止などに伴う各種制度融資の元金返済の減などにより、対前年度比で10.3%の減となっています。   最後に、22款市債につきましては、先ほども申し上げましたとおり前年度比49.5%の増となりましたが、後年度の実質的な公債費負担が大きくならないように調整を行っております。   次に、歳出ですが、全体としては予算規模の拡大の要因となった大型建設事業を計上した教育費が極めて大きくなっています。具体的には、まず1款議会費では地方議員年金制度の廃止に伴う議員共済会への負担金が23年度よりも減少したことなどにより、全体で19.4%の減となりました。   総務費では、市債管理基金の積み立てや定年退職者数の増加による職員の退職金などが増となる一方で、庁舎周辺整備事業や市議会議員選挙費の減などにより、全体で1.6%の増となりました。   3款民生費では、統合園の新設を初め、長沢での地域密着型高齢者支援ホームの建設や新たな妙高高原ふれあい会館の整備のほか、生活保護費の増加などにより、5.0%の増となりました。   4款の衛生費は、霊園拡張事業の終了やごみ焼却施設の元利償還が一部終了したことなどに伴う新井頸南広域行政組合負担金の減、子宮頸がん予防ワクチンの接種事業費の減などにより、10.3%の減となりました。   6款農林水産業費では、妙高山麓直売センターとまとの改修を行いますが、都市農村交流施設の竣工や恵ため池建設事業の事業量の減少等に伴い、対前年度比で7.9%のマイナスとなりました。   7款商工費では、苗名滝つり橋修繕工事や宇棚の清水遊歩道整備工事などの新たな予算化を行っていますが、各種制度融資の預託金の減や県の雇用対策事業の減少などにより、8.4%の減となりました。   8款土木費では、道路新設改良事業や橋梁長寿命化事業などの建設事業や除雪対策事業などへの予算配分をふやしていますが、持家住宅建設融資を住宅耐震化融資に見直ししたことなどにより、2.7%減を見込んでおります。   9款消防費は、上越地域消防事務組合への分担金が減となりましたが、災害対策用の備蓄品の整備などを行う防災体制整備事業や消防団員の処遇改善のための団員報酬の増などにより、全体で横ばいとなりました。   10款教育費は、総合体育館の建設事業を初め、斐太南小学校などの耐震補強工事や新井総合公園陸上競技場改修工事等の実施により、47.1%の大幅増となりました。   最後に、12款公債費は2.4%の増となっておりますが、将来の健全財政確保のための繰上償還を3億5000万円計上してあるためであります。   次に、議案第2号、国民健康保険特別会計予算について申し上げます。高齢化の進展や医療技術の高度化により医療費は年々増加傾向にある一方、当市の国保加入者の構造的要因や長引く景気の低迷などから、1人当たりの課税所得は減少するなど、財政運営は厳しい状況にあります。このような中、被保険者負担に配慮した税率改定とすべく、改定税率の上昇抑制と低所得者世帯の負担軽減の継続などのため、一般会計から7500万円を繰り入れするとともに、国保税の収納率向上などに努め、健全な会計運営に努めてまいります。また、特定健康診査、特定保健指導の実施により、生活習慣病の早期発見や生活習慣の改善を図るほか、糖尿病や高血圧の重症化予防のための訪問指導、ジェネリック医薬品の普及促進のため使用差額を通知するなど、医療費の抑制に取り組みます。さらに、住民主体の健康づくり活動の支援を行い、生活習慣病予防や食生活の改善などに取り組んでまいります。予算総額は36億1956万8000円で、前年度比3.3%の増となりました。   次に、議案第3号、後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。後期高齢者医療制度につきましては、国における高齢者医療制度の見直しの動向を注視していくとともに、県広域連合と連携を図り、加入者の皆さんに対するきめ細かな対応と円滑な運営に一層の努力をしてまいります。平成24年度及び平成25年度の保険料率は、県広域連合の剰余金を全額活用することにより、現行の保険料率に据え置くこととなり、予算総額は3億5496万4000円で、前年度比1.1%の増となりました。   次に、議案第4号、簡易水道事業特別会計予算について申し上げます。妙高簡易水道、大鹿簡易水道、瑞穂簡易水道、新井南部簡易水道の4簡易水道を平成24年4月1日に統合し、妙高簡易水道として簡易水道統合整備事業を開始するとともに、深井戸水源の更新を引き続き行うなど、安全で安定した給水の確保と経営の安定化に努めてまいります。予算総額は5億461万9000円で、前年度比20%の増となりました。   次に、議案第5号、高柳工場団地開発事業特別会計予算について申し上げます。本案は、誘致活動や借地制度を活用して新井東部工場団地への企業立地を促進するとともに、有効な土地利用や進出企業のニーズに対応するため、開発行為の変更や区画道路の新設を行い、未利用地の早期分譲に努めてまいります。予算総額は1257万7000円です。   次に、議案第6号、介護保険特別会計予算について申し上げます。介護保険事業につきましては、新たに策定した第5期介護保険事業計画に基づき、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスなどを総合的に提供する地域包括ケア体制の構築に努めながら、介護基盤のさらなる整備を目指すなど介護ニーズへの的確な対応を図ります。また、給付費の伸びや施設などの基盤整備、報酬の改定等をもとに保険料を改正し、持続できる介護保険事業の運営に努めてまいります。予算総額は37億8159万2000円で、前年度比4.2%増となりました。   次に、議案第7号、杉野沢財産区特別会計について申し上げます。財産区が所有する財産を整備し、景観の向上に努めるとともに、杉野沢財産区住民の福祉の充実を図ります。予算総額は前年度比6.4%増の794万1000円となりました。   次に、議案第8号、ガス事業会計予算について申し上げます。杉野沢地区の下水道整備事業とあわせた供給改善事業などを行うほか、災害発生時の早期復旧を図るため、主要箇所にバルブの設置などを計画的に進め、安全で安定した都市ガスの供給に努めてまいります。経営面では、ガス販売量の減少や妙高高原区域のガス熱量変更の完了に伴う開発費償却の大幅な増加などにより、当年度純損失は6399万3000円を見込んでおります。   次に、議案第9号、水道事業会計予算について申し上げます。経年管対策や配水管網の整備を計画的に進め、布設がえの管種については耐震性のある配水用ポリエチレン管を採用し、安全で安定した給水に努めてまいります。経営面では、依然として厳しい経営状況の中、水道料金収入の減少により、当年度純利益は前年度比13%減の3224万4000円を見込んでおります。   次に、議案第10号、下水道事業会計予算について申し上げます。引き続き新井浄化センターの改築更新を進めるとともに、平成25年度の一部供用開始を目指して池の平処理区域杉野沢地区で下水道整備工事を進めるなど、快適な生活環境の確保と公共用水域の水質保全に努めてまいります。経営面では、節水意識の高まりなどから下水道使用料は減少傾向にありますが、これまでの企業債の借りかえによる支払利息や減価償却費の減少などから、当年度純損失は対前年度比2.6%減の1億7587万1000円を見込んでおります。   最後に、議案第11号、農業集落排水事業会計予算について申し上げます。マンホールポンプの異常時の対応を円滑に進めるため、遠隔監視制御装置の整備や管路を初めとした各施設の適正な維持管理と水洗化の促進を進めてまいります。経営面では、県補助金の減少などから、当年度純損失は前年度比5.4%増の1億399万7000円を見込んでおります。   以上、議案第1号から議案第11号までの平成24年度妙高市各会計予算11件について一括して御説明申し上げましたが、一段と厳しい財政状況を踏まえ、持続的で健全な財政経営にも留意しつつ編成したものでございます。よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(豊岡賢二) これより議案第1号から議案第11号に至る平成24年度妙高市各会計予算11件に対する通告による総括質疑を行います。                                                                       ◇ 宮 澤 一 照 議員 ○議長(豊岡賢二) では、通告順に発言を許します。宮澤一照議員。                   〔15番  宮澤一照 発言席に着く〕 ◆15番(宮澤一照) おはようございます。それでは、質疑をさせていただきたいと思います。   まず初めにですね、シティプロモーション推進事業について質疑させていただきたいと思います。妙高ブランドの構築ということでいろいろなシティプロモーションを今までもずっとやっているんですけれども、今回からスマートホンアプリの開発ということで今回からやられるようですが、このスマートホンというのは非常に今多くなってきているのが現状だと思います。その中でスマートホンのアプリの開発ということになると、このアプリというのは無料と、それから有料というのがあると思うんですけれども、その辺はどのように、どちらを選択するような形になるんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 現在の計画では、無料のほうを選択したいというふうに思っております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 無料にしてね、それでどうやってつくるのかはちょっと私もわからないんだけれども、これを選択してつくり上げる。つくって、スマートホンをやられる方がそれを選択して、それで無料のものを入れるんですけれども、やはり魅力がなくちゃ余りそういうのというのは選択しないと思うんですよ。ただただ宣伝だけとか観光の目的というだけじゃなくて、ここに来る、例えば乗りかえの案内だとか、そういう形で何時から何時まで、ここのところに、例えば妙高高原まで行く間の列車の時刻表とかもきちっと載っけてあげて、本当にスムーズにいくような形をとらなきゃいけない。それで、ましてや今冬なんていうのは電車がほとんど不通になってきたような状況じゃないですか。そういうのもきちっと明確に知らせるようなアプリをつくってあげないと、また妙高を愛する人たちが来れないんじゃないかなというふうに思うんですけれども、その辺を含めた何か特典のあるものをつくらなかったらだれもそれを選択しないと思うんですけど、その辺は課長いかがでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 議員さん御提案のとおりですね、単なる観光施設等の案内、PRだけではやはりなかなかお客さんから見ていただけないのではないかというふうに思っております。そんな中で、観光のモデルコース等の設定等も今考えておりますし、あとはこちらへ来られてからの2次交通、それから電車、それから路線バス等の時刻表を初め、当市へのアクセスの仕方、ひいてはこちらを選択いただいて中から見ていただいた方にプレゼント等もできるような仕掛けを考えていけないかというふうに思っております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 課長のおっしゃるとおりね、何かしないと、たくさん例えば旅行とかレジャーということの選択の中で妙高が出てくるんだと思うんですね。そのアプリ。その中でそれが一番目を引くような形じゃないとそんなの選択しないと思うんですよ。ただただこれつくるだけで、だれも選択してくれない、非常に少ないような状況になってくると思うんです。ちなみに、このアプリを開発するのって幾らぐらいかかるものなんですか。ただなんですか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) このスマートホンのアプリ開発では、約420万円ほど予算を計上させていただいております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 無料でそれをやるのに420万って相当な額だと思うんですよ。それに伴う費用対効果が本当にあるのかどうか。私もスマートホンを使っているんですけれども、それを選ぶというと本当によほどやっぱり魅力。結局スマートホンからアプリをどんどん、どんどん無料のやつをやったりすると何かバッテリーの充電も短くなっているような気もするし、それを選ぶ方々も本当に選択をしてくると思うんですね。特に最近タブレットもあるしね、その辺のアプリにしてもそうなんだけれども、本当に魅力がなきゃ420万というものの開発についてやっていかなきゃいけないんですが、これは民間の業者に委託するような形なんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) アプリの開発につきましては、民間事業者に委託を考えております。それで、議員さん御指摘のとおりですね、やはり選択してもらわなくてはいけないと。そこには、やはり絶えず新しい情報を更新していかないとなかなか見ていただけないだろうなということで、私ども市、それから観光協会と一緒になりまして絶えず新しい情報をお客様に提供していけるというような形をつくり上げていきたいと思っております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 今観光協会もお手伝いするというんですけれど、メーンはこれは所管が要するに民間委託してそこのところでやるのか、それともそれは観光協会のほうにまたお願いして、そこからまた委託するのか、どちらなんでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) まず、基本をつくり上げていただくのは業者委託をしようと思っております。情報を更新していくのはそれぞれパソコンからできるような形をとらせていただいて、主体は市、それからイベント情報等があれば観光協会の情報も入れながら情報を更新していきたいという考え方でございます。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 420万もかかりますんで、何とかそれが成功してやっていかなきゃいけないと思います。   続きましてですね、広告宣伝に関連してなんですけれども、これはPRポスターにしてもそうなんですが、自然と自然になれる妙高でしたっけ、いろんな今までポスターが出ております。これは私すごく思うんだけれども、トランヴェールにしてもそうですし、いろんなところに出ているんですけど、毎年毎年ポスターが変わっていると、やっぱりそのインパクトというのは私は非常に少ないと思うんですよね。例えばもう一定のロゴマークにしても、それは常にポスターに対して通年同じマークで売っていく必要のほうが私は効果があるんじゃないかなと。毎年毎年キャッチフレーズにしてもそうなんだけれども、常に変わって常に更新してというよりもいいキャッチフレーズ、私は自然と自然になれる妙高なんていうのは最高だと思うんですよ。あとハイヒールがどうのこうのというのもあると思うんですが、そういうのも長年その年その年のバージョンじゃなくて、その年じゃなくてそれを継続していくことによって付加価値がこの妙高についていくポスターができると思うんですが、その辺はどのようにお考えでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 基本のキャッチコピーにつきましては、自然と自然になれる妙高市というものは現在もいろんな紙媒体のものに使用しておりますし、あと温泉マークの、7つの温泉マークなんですが、あれにつきましても基本的には使用しております。ポスターの図柄、デザインにつきましては、やはりいろんな人の目を引くといいましょうか、そういった意味では毎年毎年新しいデザインで検討させていただいて出させていただいているというのが現状でございます。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 新しいお客さんが目を引くように、新しい企画で流行もあるんだろうけれども、でも価値観を持っていくということになったら一定のマークというものもやっぱり必要だと。それは、私以前からその話はさせてもらっているんですけれども、例えば温泉のマークですか、あれも7つの湯の温泉のマーク、あれだってずっとPRしていくことによって妙高のマークだって、おもしろいマークだなということも出てくるんだと思うんですよ。やはりそういうものをきちっとポスターに入れることによって価値観が出るんだと思う。その年々によってお客さんを見るような形じゃなくて、妙高市だったら妙高市のPRとしてこれはずっと一定で安定させてやっていくというほうが私は効果だと思うんですけど、もう一度よろしくお願いいたします。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) まず、ポスターの考え方につきましては、今四季、4シーズンで出しているという状況で、それぞれ四季折々の妙高市で全国に訴えていけるような図柄をデザインさせていただいております。あと温泉マークにつきましては、ポスターの図柄に合う合わないという場合もありますので、これは引き続き継続的にお客さんが来られた場合、もしくはPRに伺った場合の袋にこの温泉マークのデザインをさせていただいて、これは現在も継続してそのマークは使わせていただいているというような状況です。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 妙高市の、要するに今皆さん方がしているバッジもそうですが、それは何年も継続することによってこれが一つのPRにもなるし、この妙高市の評価にもつながってくるんだと思いますので、ぜひその辺は1つ決めたものを継続してずっと続けていくということも一つの手段だと思いますんで、その辺はよろしくお願いいたします。   続きましてですね、トランヴェールにしてもそうですが、やはり広告、これも非常に評価が高くなってきて、毎年毎年これ出されていると思うんですけれども、その辺に含めてもマークのPRポスターというものは四季折々に出すようなんだけれども、一定にした新幹線のトランヴェールというものに対しての載っけ方というものを少し今度は考え方を変えて、四季関係なく同じマークでずっとどんどん売っていったほうが僕はより効果的だというふうに思うんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 現在JR関連のPRにつきましては、トランヴェールと大人の休日倶楽部ということで年にそれぞれ2回ずつ、10月と12月号に出させていただいております。それで、10月号につきましては、やはり秋の紅葉、自然の美しさをPRしたいということで、そういった絵を主体に載せさせていただいておりますし、また12月につきましてはスキー客を何とか誘引したいというような形での図柄で現在それぞれ継続してPRをさせていただいているというような内容になっております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) このトランヴェールに掲載させる場合ですね、以前私行政視察に行ったときにそこの行政の方から言われたことがあるんですけれども、本当に後ろのほうにぽんと出ていると結構座っている新幹線のところだと見えるんですね。インパクト。でも、真ん中だったら余りインパクトというのはない。これというのは、JR側のほうで決められるのか、それともこちらのほうから指定してお願いできるのか、どちらなんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 私どもの希望としてはですね、非常に目立つ位置、今議員おっしゃられるように一番裏のページですと非常にすぐ目がつくということもありまして、要望はさせていただいておりますが、やはり向こうのJR側のほうのページの構成、そういった状況によりまして中に入る場合もあるというような状況です。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) もうトランヴェールも長年やられているような現状ですので、ある程度私は発言力もあると思います。ですから、JRさんにその辺はですね、強く話をしていただきたい。こういうことをやっていることによって、在来線の冬期間だって除雪でとまっているような、こういう問題も解消するように強くJRに対して訴えていくことも可能だというふうに思いますけど、そういう面からも含めてもこのトランヴェールは続けるべきだと思いますし、その続けることによって発言力もJRに対して強くしていく必要があると思いますが、その辺はいかがお考えでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) JRへのお願いとしましては、なるべく目立つ位置への掲載というものもお願いしておりますが、できれば企画記事を何ページかにわたって書いていただけないかと、それは当然JR負担で無料ということなんでございますが、そういったお願いもあわせてしていきたいというふうに思っております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 続きまして、広域観光推進事業について質疑させていただきたいと思います。   まず、信越観光協議会というのを新しく立ち上げられるんだと思うんですけれども、これは観光圏整備計画に基づく広域的な事業展開、それから旅行商品の造成ということなんですが、これは以前からこういう形の広域観光でやっているような形はあったんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 御質疑のものは、信越高原連絡協議会のほうでよろしいでしょうか。 ◆15番(宮澤一照) 信越観光圏。 ◎観光商工課長(早津之彦) 観光圏のほうにつきましては、昨年の12月26日に協議会をつくりまして、長野県の北信地域、それと妙高市、上越市の16市町村で組織されたものでございます。この計画につきましては、現在観光庁のほうへ申請をしておりまして、4月の上旬くらいにその計画が認定されるだろうという取り組みでございます。その後、この24年度の取り組みにつきまして具体的な検討をこの16市町村の中で進めていくというような内容になっております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) その後ですね、旅行商品をつくったりとか、そういう形の検討をしていくような形で16市町村、非常に多い中でこれをやるような形だと思うんですが、その中でも妙高がリーダーシップをとれるような方向性というのを考えていっていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。この商品をつくるに当たって、まだまだこれは長くかかると思うんですけれども、1弾目はどれぐらい、ことしの冬を目指してつくる予定でしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) この観光圏はですね、やはり今議員さんからもお話あったとおり、非常に16市町村と広域になっております。その中で旅行商品をつくるにしてもですね、どんなエリア分けをしながらつくっていくかという形になろうかと思います。この16市町村全部を網羅した旅行商品をつくろうとしてもなかなか難しいと。まず、その辺のエリア分け、それからエリアに合った旅行商品をそれぞれプロの皆さんの御意見を聞きながらつくっていければということで検討はこれからになりますが、具体的にいつの時期のものをターゲットというものはまだ現在明確になっておりません。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 信越高原連絡協議会、これは本当に長い期間やられていることだと思います。その中にですね、今回旅行業者との連携による旅行商品をつくるということなんですけど、この旅行業者というのは限定してつくられるということでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 今までこの旅行商品につきましては、観光協会の皆さんの意見を聞きながらいろいろつくらせていただいたんですが、なかなかお客様のニーズに合っていないということから、24年度は具体的にプロの業者さんを入れて意見を聞きながらつくったらどうだろうということでございます。ちなみに、まだ最終決定ではございませんが、今のところはJRとか、それからJTBさんとか、そういう皆さんの御意見を伺えればというふうに思っております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) その中でこの旅行業者との連携による旅行商品の造成ということになってくると、例えば今おっしゃったJR、それからJTB、日本交通公社との連携という形になってくると、じゃその商品ができたと、でも妙高高原の宿泊業者の中にはJRとの提携をしているところがない、要するに契約をしているところがない。それから、JTBとの契約をしているところがない。やはりこの商品をつくったところで、じゃ例えばこの商品がメーンとしてやっているJRや旅行業者と連携したところとの契約がなかったら、全くその商品が契約していないところは使うことができないような現状になる可能性があると思うんですが、その辺はどのような配慮をされていますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) そういった業者さんを使いながら旅行商品をつくっていただくと。当然つくっていただくからにはその皆さんから積極的に販売をしていただきたいというふうに思っておりますが、それについては信越高原の中としてもいろんなところのエージェントさんへのPRですとか、そういうことをしながらですね、あとはこちら側の受け皿としてはすべての旅館、ホテル等の皆さんで扱えるような形になればというふうな形で今は考えております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 通常はJRにしたって、JTBにしたって契約していなかったらそこのところに送客できないと思うんですよ。当然そういう形になってきたときにはクーポンだとかバウチャー券というのを発行されると思うんですけど、そうすると今度はリベートの問題が出てくると思うんですよ。今回はこういう契約をすることによって、この旅行業者に対する手数料、その辺はどのようなお考えなんでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) まだ具体的に旅行業者を特定しておりませんので、それぞれの業者さんとは細かいところの詳細な手数料等の打ち合わせにはまだ入っておりません。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) この旅行業者との連携ということになってくると、すごくその辺を神経をとがらせてやらないと使えない。そういう商品があった、じゃそこのところに写真がついて宿泊業者のところがあると。でも、そこしか集中してこないんです。そのためにここのところに予算を配分するということになってくると、契約していないところはそれが使えないというんだったら何の意味もないと思うんですよね。やっぱり今回これを市としてやるということになったら、当然手数料を抜きにしたきちっとした大きな、要するにすべてが使えるような、すべての宿泊業者、それからすべての自動車とか、そういう交通関係、そういうところが使えるような、あと食堂もそうですね、そういうところも使えるようなクーポンとかバウチャー券だとか、そういうものを扱わなくても済むような企画を私はつくるべきだと思うんですね。その辺はどのようにお考えでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 観光圏にまず認定されることによりましてですね、今度は旅行商品を宿が売れるというようなことの1つメリットが出てきます。そういった中では、こういう旅行商品をですね、一つの着地型旅行商品のメニューとして宿りできるようなメニューとして扱えるようなものにしていきたいというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) わかりました。   じゃ、続きましてですね、妙高市観光協会支援事業について質疑させていただきたいと思います。毎年私はこの妙高市観光協会の支援事業について質疑させてもらっているんですけれども、そんなに長くはならないんですが、今回この妙高魅力アップ観光誘客促進事業に対する国の職員の1人を配置するという形なんですけれども、今まで国から、また県からの緊急雇用がこれで契約が切れるという話を聞いております。そうすると、非常に観光協会自体の職員の人数というものがかなり減るんじゃないかなというふうに思うんですけれども、その辺はどのように把握されておりますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 現在観光協会の事務局体制につきましては、事務局長以下職員が2名、そのほかに市のふるさと雇用で採用している職員が2名、県の緊急雇用で採用しておる職員が2名、合計7名の職員がおります。このうちのそれぞれ雇用の基金事業を使っております4名がこの3月31日で期間が切れるということで、実質残り3名で協会事務を対応していくというような状況になります。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 妙高市ということになって、非常に大きな母体になってくるんですけど、それを3名で対応する。それから、そこに来る窓口の方々の案内もしなきゃいけない。非常に私はね、その職員の人は厳しいと思います。だから、そこの中にきて今ずっと、例えばスマートホンアプリの開発についての連携だとかですね、それ以外にもいろいろと妙高市の観光協会を通していろんな事業もあると思います。その辺を含めてその3名とほかにこれから、じゃパートさんも入れるだとか、入れても本当にそれでもまだまだ厳しいような現状だと思います。そうすると悪循環が私は出てくるんじゃないかというふうに思うんですけど、その辺は今後はどのようにお考えでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 事務局職員の減に伴います体制づくりにつきましては、現在協会幹部の皆さんといろいろ相談をさせていただいております。実際は今までは事務局に事務が集中し過ぎるというような部分もございましたので、それぞれ協会の内部にあります部、こういったものをもっと生かしながら協会事務局の事務を少し軽減しながらですね、4月以降運営していけないかということで現在いろいろ検討を進めさせていただいております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。
    ◆15番(宮澤一照) それにしてもね、やはり3名だっけ、というのは非常におれは厳しいと思うんですよ。確かにその部会部会で企画をやるということになってくるけれども、それでもやっぱり3名、これだけのでかい母体なんだから、何とか市のほうからもその辺をちょっと考えて、できるんだったらやっぱり四、五名は私は必要だと思うんです。窓口業務だけだって、それから電話の応対だけだって3名じゃ本当に厳しいと思います。出るに出れない人も、要するにその窓口だけじゃないから、やはり観光協会として外に出て、またいろいろと宿泊業者、いろんなところと折衝をしなきゃいけない部分もある。そういうことをやったら、本当に中にいる人たちというのは1人か2人なんです。それがやっぱり電話の応対をしながらインフォメーションもしなきゃいけないということになってくると、これは本当に厳しいと思うんですよ。その辺を含めて、やはり観光協会に対して配慮もしていかなきゃいけない部分も私はこれから出てくると思うんですよ。本当に人数が少ない。旧妙高村のときだって2人はいたんですよ、あそこの受付のところに。インフォメーションのところに。それがこれだけのでかい母体になってきたときに4名からそれぐらいというのは非常に厳しい、3名というのは厳しいと思いますよ。それをやはり考えていかなきゃ。それだったら何回も言っているけども、道の駅あたりにきちっと持っていったほうがよっぽど、何とか情報館ですか、というところとも連携してやっていくような形のほうがよほど私はいいんじゃないかと思うんですけれども、今のまんまだったら本当にみんなやることができなくなってきてパンクしちゃう部分って非常に出てくると思うんですよ。それは、やっぱり課長考えていくべきだと思いますが、いかがでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 今職員の3名体制といいますのは基本的な部分でございまして、当然トップシーズンになってきますと非常に問い合わせ、来客も多いというような状況もございますので、そういったところは臨時での対応を考えておりますし、また今まで以上に市と事務局との連携をとりながら進めていければというふうに思っております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) この観光協会の事業の中にはですね、外国人の観光客誘客支援事業というのもあります。ということは、当然このインフォメーションには英語もしゃべれる方もいなきゃいけないというのが現状だと思います。この3名は皆さん英語はしゃべれるんですか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 事務局員の募集等につきましてはこれからになりますが、すべてが英語ができるということではございませんが、当然インバウンドに対応を強化していくためには最低限英語はしゃべれる職員のスタッフはそろえたいというふうに思っております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) やはりそういう形である程度しゃべれる方もいないと、本当にインバウンドで外人の方が来られた場合に、何かあったときに観光協会のところに宿泊業者からも電話が行くと思うし、そのときに対応できるところがやっぱり観光協会だと思うんですね。頼りになるところも観光協会だと思います。今はそれがスムーズにいっている部分もあると思うんです。それを今後、じゃことしの冬、来年の冬にしてもそうですが、やはりそのときにうまくスムーズにいくような形というのをきちっととるべきだと思うんですね。実際このスノーリゾートアライアンスという形でいろんな観光客、外国人が来ていますけれども、そういう問い合わせというのは結構あるということは把握しておりますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 私ども職員も協会事務局で頻繁に打ち合わせをさせていただいておりますが、英語での問い合わせ、電話での問い合わせ、それから窓口へ来られた外人の皆さんへの対応ということで、特に冬季についてはそういう英語を使われるお客様の対応が多いというふうには聞いております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) それならなおさら事務局のインフォメーションだけでそういう対応だけはなされない、何かあったときは、じゃそこのところまで行かなきゃいけない、そういう現状だって、現場にだって行かなきゃいけないという現状のときにですね、この人数体制というのはきちっとしていく必要が僕はあると思うんですよ。その辺もう一度課長の答弁をお願いしたいんですが。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 具体的な体制につきましては、私どもだけではなく協会幹部の皆さんといろんな課題、問題を出しながら今打ち合わせをさせていただいております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) そういう形でぜひよろしくお願いいたします。   続きましてですね、観光施設整備事業について質疑させていただきたいと思います。まず、斑尾高原の観光施設整備の補助ということなんですけれども、テニスコートの改修に対する支援ということなんですが、これはテニスコートはどちらにある地籍なんでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) このテニスコートについては、斑尾の山の家の向かい側にございます妙高市地籍のテニスコートです。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 何面ぐらいあるんですか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 全部で7面ございます。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 管理はどこでやっているんですか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 管理は斑尾高原観光協会が行っております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) この斑尾のことなんですけれども、地籍が妙高市ということなんですが、このテニスコートなんですけれども、総額で幾らぐらい改修する見込みなんでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 総額が約630万円ほどになります。そのうちの3分の2補助金を出しまして、420万円という考え方です。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 今はやりのオムニコートにする予定なんですかね。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) コートにつきましては、現状のクラックが結構入っておりますので、それをつぶすのと、あとは新しいものにするのではなくて現状復旧、要はコートの上に塗装をするというような形を考えております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) この斑尾高原というところは自治体として、自治体というか市にしてもそうです、町にしてもそうです、斑尾全体としてどれぐらいがまたがっているんですかね。例えば妙高市と飯山市、そのほかにもあるんですかね。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 面積割で行政区域がどのぐらいの割合になっているかという、それはちょっと私どものほうでは現在承知しておりません。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) これは、斑尾というところは中野市も入っているんだよね。中野市、それから信濃町、それから飯山市、それから妙高市と4市町にまたがっているんじゃないかなと思うんですが、その辺は把握されておりますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 斑尾地区の管理組織がございまして、いつもその総会では飯山市と、それから当妙高市と信濃町という3市がそちらの会議に出席しております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) その中で斑尾高原というところは妙高市と、それから飯山市というのがメーンになっている部分はあると思うんです。信濃町もありますけれども。じゃ、妙高地域、妙高市に地籍を持っていて、それでやられている事業者というのはどれぐらいあるんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 具体的に事業者の数までは私のほうでは把握しておりません。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) この事業者の方々は妙高市に地籍を持っておられます。ただ、それは地籍を持っておられるんだけれども、じゃ経済活動はどちらでやられていると思われますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) あそこにペンション等を経営されておられる皆さんにつきましては、斑尾地区の中で集客をして経済活動を営んでおられるというふうに理解しております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 地籍は妙高市樽本になっていると思います。しかし、ホームページとかなんかをごらんになられたことございますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 斑尾高原の観光協会のホームページという意味でございますか。 ◆15番(宮澤一照) 各地区の宿のその地籍になっている宿。 ◎観光商工課長(早津之彦) 各地区の宿までは、具体的に私見ておりません。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 今すぐちょっと把握していただきたいんですけれども、妙高市の地籍を持ってられて、それでホームページ、各宿、そこのところの宿泊のところのホームページのところはすべてとは言いませんが、長野県飯山市になっていると思います。我々は妙高というのを一生懸命売っています。ここにも書いてあるように、妙高市の妙高ブランドの構築のために我々はみんな一生懸命いろいろと発言したりしているところなんです。その中において妙高には地籍がある、しかし宿の宿泊業者のところはすべて長野県飯山市、県をまたいだそちらのほうでうたっている。そのことに関してどのように思われますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 実際の地籍が妙高市の方で、ホームページには長野県飯山市とうたわれているというのは、個々の私聞き取りしたわけでございませんので、お考えはわかりません。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 結局私の言いたいのは、妙高市をやっぱり盛り上げていただきたいんですよ。妙高市斑尾高原だっていいじゃないですか。でも、妙高市斑尾高原じゃないんだ。あくまでも長野県飯山市斑尾高原でうたっている。そして、こういうテニスコートというものに関しては妙高市からも補助が出ている。だったらなおさら妙高市を一生懸命盛り上げて妙高ブランドとしてやるべきだというふうに思うんですよ。その辺はどのようにお考えでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 斑尾高原へたくさんのお客様が入っていただくことによりまして、結果的には妙高市を盛り上げていただいているというふうに私は感じます。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) でも、結果的にはそれはすべて長野県飯山市という形でホームページでうたっていると思います。実際今どれぐらいの地籍を持っている宿泊業があって、そこのところが飯山市でうたっているかということの把握はできませんか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 個々のホームページを見させていただいて、その詳細がどこであるのかで表示がどこであるのかという確認をしなければ数字は把握できないと思っております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) その実情というのはあると思うんですよ。私は聞いたところによると、地籍は妙高市だと、しかしながら郵便物があった場合、その郵便物は妙高市斑尾高原だと全然届かないんですよと、名前を変更して県を挟んで長野県飯山市じゃないと私たちのところへ届かないんですよと、それは常々旧妙高村のときからも私たちはお願いしてあったんだけれども、非常にそれができなくてということのつらさというものを私は聞いております。やはりそういうところもきちっと直して、例えば妙高市樽本の地籍で、それで斑尾高原と書いても郵便物が届かないんだというすごい深刻な悩みがあるようなんですね。その辺も含めてですね、やはりこの斑尾地域というのは非常に複雑に、飯山市の地籍の人と、それから妙高市の地籍の人と、それから長野市の地籍の人といろいろありますわ。ちゃんとそれが郵便物が自分の住所の妙高市樽本という形で斑尾高原でもちゃんと着くような方向性というのを私はとらなきゃいけないと思うんですよ。そういう形をすることによって、そこにいる斑尾高原の妙高市に地籍を持っているペンションの方々も妙高市斑尾高原で売ってくれると思うんですね。その辺をやっぱり我々行政としてもそうだし、我々も盛り立てるような形の配慮をしてあげなきゃいけないんですが、そういう形の話というのは聞いたことございますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 郵便物の関係のお話につきましては、私は聞いておりません。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 今斑尾の観光協会、これも飯山市ですよね。そういった形のところからこうやってやっているんですけど、いろんなあそこでもイベントをやって、戸隠までのあれ何というんだ、信越トレイルじゃなくて100キロマラソンというんだっけ、にしてもそうだし、ああいうところからスタートするということで結構補助金も、そしてあそこも整備している。でも、そこのところのやっている妙高の地籍の人たちもぜひ妙高市斑尾高原でうたうようなホームページの制作もきちっとしてもらいたい。そのためには、やっぱりできる限りの我々も努力をすべきだというふうに思うんですね。郵便物一つにしたって、妙高市樽本になってきちゃうと着かないんだと、我々のところ。だから、長野県飯山市斑尾高原で売らざるを得ないんだというような形になってきちゃう。それが長年続いちゃっているんですよ。その中にまだらおの湯というのがあります。そこは中野市斑尾高原で売っているんです。そこはうまくそうやってうたっているんだけれども、我々の妙高市の地籍のあるところは約一、二軒は妙高市樽本でうたっているところもあるらしいんですね。それ以外は長野県飯山市という形で、要するにそういう形になってくると経済圏域が全く変わってきちゃう。要するに経済活動というのは長野県でやりながら妙高市の地籍を持っているという形だったら非常に、例えば飛び地というのがあります。赤倉にも旧妙高村の飛び地があって、先般も議論されたと思うんだけれども、それは同じ妙高市の中で、例えば売り方としてあそこは旧妙高村で妙高市関山だとか、そういう形をうたいながら妙高市赤倉とうたっているところもあるかもしれない。でも、それは同じ妙高市としてやっている経済活動。でも、それを県をまたいで長野県飯山市、妙高市の地籍がありながら長野県飯山市という形になってくると、やっぱりそれはどうなのかなというふうに思います。それならばなるべく妙高市斑尾高原として強くうたっていけるような努力をしていかなきゃいけないんじゃないかなというふうに思うんですけど、その辺いかがお考えでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 現在斑尾地区につきましては、県、それから飯山市と妙高市の行政区域がいろいろ入り乱れているというような状況については私も存じ上げておりますが、来られるお客さんのことを考えると、私は市とか県へ来られているんではなくて、やはり斑尾高原という地域へ来られているんじゃないかなというふうに思っております。そういった中で、先ほどお話しさせていただきました広域的な観光圏、そういった広域の観光連携をする中でその辺の県境、それから市境の問題はある程度お客様に対しての違和感としてはクリアできるのではないかなというふうには感じております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) そういう形の考え方もあると思うんですけど、私たちはやっぱりそういった住みよい形をつくってあげなきゃいけない。地籍がそうやって妙高市にあるんだったらば、その妙高市の住所でもちゃんと郵便物も届くような方向性というものを考えていってあげなきゃいけないということをお願いしたいと思うんですけれども、もう一度お願いいたします。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 特に郵便物の件になりますと私の所管ではないという形になりますので、所管課のほうとまたいろいろ相談をさせていただければというふうに思います。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 続きましてですね、地域産品の支援事業についてお聞きしたいと思います。   この中のですね、道の駅のくびき野情報館の店頭販売について質疑させていただきたいと思います。このくびき野情報館というところは、あくまでも私は情報館だと思うんですよ。情報というものをいかにあそこのところ、例えば私は先般から言っているようにペレットストーブにしたってそうですし、ああいうものをいい情報というものをあそこのところに展示することによって情報を共有することができる、それで妙高市のPRができるという形があると思うんですね。その中でこのくびき野情報館で店頭販売やですね、これはそもそも論の趣旨として、そういう形であそこのところで店頭販売やいろんな地域産品を売ったりとかギフトセットを売ったりとかですね、そういう形をすることによって、その下にカンパーナだとかいろいろあると思うんですけど、そういうところと本当にバッティングがしないか、その辺が私はすごく危惧するところなんですけど、その辺はどのようにお考えでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 議員さん御指摘のとおり、くびき野情報館につきましては妙高市の情報の発信の拠点ということで整備されたものです。そういった中でさまざまな観光情報から地域産品のPRをあそこでするということでございますが、来られる利用されるお客様の中からPRだけではなくて、ここで少しお土産もこの品物を買っていけないのかという要望が最近非常に多くございまして、そのような対応をするためにあそこで産品の販売をさせていただいているというような現状でございます。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) そういう要望があれば、ぜひ下のほうのカンパーナさんのほうに行ってください、そちらにはいいお土産がたくさんありますという、そういうことの連携も必要だと私は思いますけれども、下のところでお土産品やいろんなのを売っているところで、また情報館でと、その争奪戦みたいな形をするんじゃなくて、そもそもそこは情報館なんだから、情報館としての一定の情報を共有する。例えば、じゃお土産がどこにあるかといったら、その情報というものをこの下のところに売っていますよと、これも一つの手じゃないですか。その目の前のところの農産物にしてもそうです。そういうところに行ってください、そこにはいいものがありますよと、そういう形のほうが私は情報館としての価値観が出てくるというふうに思いますが、その辺はいかがでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) そのような情報館からの紹介は、今まで当然させていただいておりました。お土産の専門店はカンパーナというところがございますと、農産物につきましては隣のひだなんがございますということで案内はさせていただいていたんですが、お客様の中からはそこまで行くんだったらいいですよという方も結構おられるというようなことから、あれほどの品ぞろえはしてありませんが、地域をPRできる特産品の一部をお土産品として現在情報館の中で販売をさせていただいているというような状況です。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 課長、そこまで行くのかといったって50メートルぐらいしかないような場所じゃないですか。ぜひ行ってみてください、いいところがありますよと、そうやってPRしてあげるほうがよほどいいじゃないですか。あそこまで行くんだったら行かないという人へ、そうじゃなくて本当にいいものがありますから、ぜひ50メートル先ですから行ってみてくださいと、それを情報館としてそういうことをPRさせるように、そしてまた言うように言っていくことが大事じゃないんですか。どうですか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 50メートルわずか先ですが、やはりお客さんの心理としてはどうしても雨があったり風が吹いていたり雪が多かったりということで、お客さんの意見として私今申し上げたことでございます。情報館としては、当然このエリアの中の全体の管理運営もある程度調整をしながら進めているということでありますので、そういうPRは積極的にさせていただいております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) だから、そういうPRを積極的にやっているんだったら、当然地場産品というものはここに飾っておいて、じゃそのものをカンパーナで売ればいいじゃないですか。そういう形で持っていく必要性って私はすごくあると思うんですね。情報館なんですから。売店じゃないんですよ。情報を出してくださいよ。その情報をあそこは出す地域にして、それでいろんな絵とかを飾ったりとか、そういう形にすればいいじゃないですか。そして、それを、じゃお土産とか何かといったらあそこからお客さんが来るんだったらばあそこから下のところに、カンパーナにしたって目の前の直売所にしたって、そういうところにぜひぜひ行ってみてくださいという形のものをとっていかなきゃいけないです。お客さんをそうやって誘導することが皆さん方のそこの情報館の方々の仕事じゃないのかな。違いますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 当然そういう仕事もあると思いますが、やはりお客様の意向というのも私どもは重要だと思っております。そんな中でお客様のほうからは、ここに飾ってある一部でもお土産として買えないのかという御希望があったものですから、今販売をしているという状況でございます。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) じゃ、課長、お客さんの希望ってどれぐらいあったんですか。何%ぐらいあるんですか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。
    ◎観光商工課長(早津之彦) 私が実際そこで応対していたわけではないのでわかりませんけども、情報館の職員から聞いたお話です。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 1名や2名のそういう話があったからといって、じゃそれに対してやるんじゃなくて、やはりそういう意見もあるけれども、少数なのか大きいのかわからないけども、やはりここは情報ですんでという形で持っていって、売店とか何かにここに置くんじゃなくて下のほうでやるという形のほうに持っていったほうが私はいいんじゃないかなというふうに思いますよ、本当に。そこのところで地場産品を売って、そして下のところでも売ってという形になってくると非常に、じゃお客さんがあそこまで行きたくないという形になったらば、でもそういう形の考え方をメーンにしてこれをやるということは、僕はいかがなものかなと思う。だったら名前を変えればいいんじゃないですか。情報館じゃなくて。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 現在くびき野情報館を指定管理者としております妙高ふるさと振興株式会社につきましては、その会社の業務としてそういう販売もできるというようなことになっておりますので、基本は情報の発信ですが、一部物販の販売も私は問題ないというふうに思っております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 確かに定款ではそうだと思います。でも、下にもそういうものがあるんだから、そっちのほうにやっていくということがスムーズな形の運営になってくるということを私は思うからそれを話ししているんであって、ただかたくなに下に行けとか前に行けとか、そういうことを言っているわけじゃないんです。ただただ情報は情報として一つのあそこはポジショニングにして、もう一つは下のところで店頭をするという形、そういう形のほうがすみ分けをきちっとすべきじゃないかということを、たとえ定款に書いてあろうとそういう形をとったほうがいいんじゃないんですかということを私は言っているんですよ。どうですか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 道の駅につきましては、年間約300万人ほどの立ち寄り客があります。そのような中でお土産品の販売は今カンパーナというところがメーンでやっておりますが、情報館でPRを兼ねた販売の一部をやっておってもですね、お客さんのとり合いには私はつながらないと思いますし、お客様のサービスの一環としてはあそこで少なからずも多少の物販をするというのは問題ないというふうに考えます。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) そういう形で課長は考えるというならそれはそれでいいでしょう。ただ、やはり例えば料金的な問題とか何かも均等にきちっとできるような、格差のないような形をとらなきゃいけないというふうに私は思います。その辺を含めてまた今後も議論していかなきゃいけない部分だなというふうに思います。   次に、畜産経営の安定支援事業についてお尋ねいたします。こちらのほうの、これはメーンに大洞原とかあの辺にあるところも、畜産農家って妙高市でどれぐらいあるんでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) 妙高市内の畜産農家は7戸でございます。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 私もね、知人にバターをつくってもらえないかとかいう話を聞いたんですよ。東京のイタリア料理なんだけれども、バターをぜひつくってもらえないかとか、やはりこういう7軒でも本当に大事だと思うんですね。そういうところでバターをつくるとかは、またそれもいろんな規制があるらしいんだけれども、そういう形で今後販売活動にしてもですね、PRというものをやることによってそこの畜産農家も伸びていくというふうに私は思うんですけれども、そういう形の考えはありますか。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) 今回の支援の関係でございますが、今食の安全、それから福島原発の関係もございましたりして肉牛の消費というのが低迷しております。そして、その結果として畜産農家の経営が厳しくなっているという中で、今上越市もJAも含まれているんですが、深雪の郷・くびき牛生産販売会というのが組織されております。そこで春、夏、秋のイベントをして消費拡大とPRをしようということで計画しておりまして、そこに対して実施の協議会と、それからJAと上越市、妙高市が一緒になって支援をするというものでございます。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) バターにしてもそうだけれども、そういうのの要望が非常に多いんで、何とかそういう形のものも販売できるような形でそういう農家をしっかりと生かしてやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。   続きましてですね、ひだなんの施設の整備事業についてなんですが、これは後ろの吉住議員からも質疑が出ておりますので、そちらのほうに回させていただいて、8番目の旧大鹿保育園の改修事業について質疑させていただきたいと思います。こちらは、保育園を改修することによって、また文化活動ですか、そういう形のものをきちっとして合宿等に対応していくということなんですけれども、その中で合宿もそうですけど、文化活動をやるということによって、これは1階と2階というのがあるんでしたっけ。1階だけだったんでしたか。どうですか。 ○議長(豊岡賢二) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(宮下義嗣) 1階のみでございます。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) そこもきちっと整備することによって、本当は私はああいうところに、妙高市は余り美術館というのがないから、だからああいうところで例えば高価な絵、妙高市の持っている財産の絵とかですね、そういうものを飾ることによって、またああいうすごく大鹿のいい場面場面のところでそういうのを見れるということは非常に効果が上がると思うんですけれども、そういうことは考えておりませんか。 ○議長(豊岡賢二) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(宮下義嗣) 議員のおっしゃる美術館についてでございますが、大変美術館が今全国でも設置してですね、非常に営業的に成り立っていかないというような面もございます。また、立地条件等もありますので、今当市としましては妙高支所に収蔵庫をつくりましたが、あの隣に当時議員控室というのがあったんですが、その部分をミニギャラリーということで展示場を設けてございます。これから活用していきたいと思っているんですが、そのほかに今道の駅である情報館の中にイベントギャラリーというのがございますが、そちらのほうを活用させて展示したり、それから庁舎の中にもそういうものを展示したり、それからまた公的施設においてもそういうものを展示しているということでありますので、今のところ大鹿の今回の改修する場所についてはそういうものを展示する計画は今のところは持っておりません。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 行く行くはそういう形で、先ほど来くびき野情報館にもそういうものを展示すると、だからあそこは情報なんです。すごくいいそういう財産とか絵とかなんかを飾る。この前も子供たちの写真の展覧会、ああいう形の本当にいい場所なんですよ。あそこは、だからあくまで私は情報だと思うんですよ。そういうことを考えてやって、その中に今回また保育園のそういう改修することによって、あそこから見た妙高山は最高にいいところだ。そういうことを含めてちょっと美術的に考えてやっていく必要があると思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。   続きまして、スキーのまち妙高ジュニア育成事業について質疑させていただきたいと思います。このトップアスリートの育成事業、これは非常に大事だと思います。今テニスにしたって錦織という、テニスも非常にあの方によって評価が上がってきているような現状、ゴルフは石川遼、それからフィギュアでしたら浅田さんとか、そういう方々がたくさんいて、やはりそういう形でアスリートをきちっとつくっていくことによって、スポーツ振興法も50年ぶりに改定されたことによって、要するに交流人口をふやすということにもつながってくると思うんですよ。やはりメーンのそういうトップアスリートって本当にこれから大事になってくると思います。その辺含めて、今トップアスリートの中にも、今回もここでしたら清水礼留飛君ですか、宮様で3番か4番にもなっている。それで、ジャンプでも中学生の女性も非常にいい評判になっているし、そういう形の子供たちにしてもそうですが、彼らが、恩田君にしてもそうなんだけれども、やっぱりトップに上がってきたときにはそれなりの評価もしてあげなきゃいけないということになってきたら、せめて妙高市の市役所のところにでかい横断幕でオリンピック出場だとか、それから国体優勝だとかね、そういう形にすることによって張り合いが出る。そして、また子供たちもああいうところに出ているんだから我々もやってみようかなという目標意識ってすごく高まってくると思うんですよ。トップアスリートをつくるには目標になる選手が絶対いなきゃだめだ。そして、トップアスリートになるためにはメーカーとか、それから選手もきちっとつくると同時に、メーカーもバックアップしてあげなきゃいけない。そういう形の中で、昔はここにはカザマスキーってあった。カザマスキーというのはすごくそういう選手を育成していたんです。スキーというものに対して。そうすると、そういうスキーチームになりたいなということでみんな子供たちが寄ってたかって。今小賀坂スキーしか日本にはない、そういうような現状です。ここの地場産業であったカザマスキーもなくなってしまった。非常に残念だ。その中で、やはりそういうものをきちっとつくり上げる、せめて横断幕の一つにしても玄関のところにちっちゃいものを飾る程度じゃなくてでかくやって、それで妙高市、スキーのまち妙高というものをPRさせていく必要性って私はあると思うんだけど、その辺いかがお考えでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(宮下義嗣) 頑張ってもらった選手、当然妙高というブランドを持って全国に競技に出ている。そういう全国、世界をまたにかけて頑張ってもらっている選手が数多くおります。そういう選手の栄誉をたたえるためにもですね、今各出身学校とかそういうところでは張り出されておりますが、そういう面においてやはり選手の栄誉、それからまたその選手に続く子供たちを育てるために、また今後そういうのも考えていきたいというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) ぜひ予算の中でそういう形のものをつくっていただきたいと思います。   続きましてですね、スポーツ等の合宿の郷づくり事業について質疑させていただきたいと思います。このスポーツの合宿の郷づくり事業というのが非常に私は成功していると思う。これは、入村市長が杉野沢のあそこにも陸上に対する思い入れと、それから本当に合宿ということでパンフレットもつくって、皆さん方のところから今度は観光協会主体でつくってやったことによって、爆発的に合宿をやる伸び率というのは非常に多くなっているのが現状で、これはすごく妙高をPRしていると思います。その中で妙高PRの中、そうするとふえればふえるほど今度施設がとれなくなってくるんじゃないかということも私出てくると思うんですよ。そんな中で、例えば陸上競技場があったとしたら、その陸上競技場が例えば妙高高原の陸上競技場一つにしても、それだけじゃ物足りなくなってくる人数が出てくる可能性があると思うんですね。そうじゃなくて、そのとき例えば夏場だけでも新井の陸上競技場、ことし改修工事でだめなんでしょう。使えないというような現状になってくる。それはきちっと夏場だけでも開放してあげるような形をとらなかったら、需要と供給のバランスが全くとれなくなってくるような現状になってくると思うんですよ。その辺どのようにお考えでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(宮下義嗣) 当然議員おっしゃるように、スポーツ合宿の郷づくり事業につきましてはここ数年非常に誘客といいますか、数多くの団体、学校が見えておられます。当然施設の不足というものも考えられるわけでございますが、今当市のスポーツ施設についてはやはり既存の施設を使った合宿誘客というものを図っていただきたいなというふうに思っています。その中にですね、やはり施設すべてが合宿のために今後ふやしていくとか、そういうんじゃなくて、あくまでも市民が使っている既存施設をうまく市民と合宿に来られる皆さんがお互いに譲り合って上手に使っていっていただきたいというふうに考えていますので、ことし新井地区にあるグラウンドも改修しますが、それについても安全で快適なそういう誘客活動とか、それから市民の皆さんが使えるような改修でございますので、若干の不便はかけるとは思いますが、それが完成することによってまた多くの合宿、それからまた市民の皆さんが利用できるようにしていくつもりでおりますので、その辺をお願いしたいと思っています。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 今体育施設にしてもそうなんだけれども、体育館、それからそういう方たちはバスケとかバレーボールとか総合合宿で、あと陸上、野球という、そういう形でみんなとられていると思うんです。そういうお客さんが来ているんですけれども、そこがどんどん、どんどんふえてきちゃっているような現状だったら、さっきの斑尾の話じゃないんだけれども、テニスコートがあれだけいいのが東赤倉にあるんですよ。それこそそこにやっぱり改修をしなかったら、そこをPRすることによって体育館に来るお客さん、陸上に来るお客さんを少しでも今度テニス関係の合宿というものに分散することによってある程度の施設というのはバランスよく均等にとれる方向性というのが出てくると思うんですよ。あそこの東赤倉のテニスコートごらんになったと思うんですけど、非常に相当老朽化していますわ。今あそこをやっぱり直すべきだと思うんです。そして、均等にすることによってまた合宿の郷としての妙高のイメージがわいてくると思うんですね。その辺どのようにお考えでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(宮下義嗣) 当然施設についてはですね、整備を必要とする施設もございます。こちらのほうの考え方でございますが、市内には数多くのスポーツ施設がございまして、非常に経年劣化による老朽化が激しい施設もございます。その辺についての整備なんですが、一応基本的な考え方としましては使用頻度とか、それから安全性、緊急性、そういうものを考慮しながら順番をつけて今整備を進めているところでございます。そういう中において東赤倉のテニスコートということが出ましたけども、25年度以降の計画となっておるのが実態でございます。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 合宿の郷構想というのは非常に成功しているような現状の中でね、やはりそういうところで利用頻度は今少ないかもしれないけれども、今後そこをふやすことによってバランスをとるということもまた一つだと思いますんで、ぜひ29年度じゃなくてもっと……                   〔「25年度以降です」と呼ぶ者あり〕 ◆15番(宮澤一照) 以降じゃなくてもっと早目にそういう形ができるような方向というものを望みたいと思うんですけれども、よろしくお願いいたします。   続きましてですね、最後の「MYOKO」ECOタウン事業について質疑させていただきたいと思います。今LEDに関しては非常に前向きに進んでいると思うんですから、これに対しては本当に進める必要もあると思うし、安いし、ただいま高いような現状をぜひ何とか補助金が出るような方向というのを考えてもらいたい。民間にもそうですし、それから個人にもそうです。そういうことがいいかなと思うけど、そんな予算もないと思うんだけれども、でもそういう形でなるべくLEDの方向というのは、これは本当に課長、正しいと思いますし、すばらしいことだと思いますよ。その中でもう一つ再生可能エネルギーについてなんですけれども、この再生可能エネルギーというものをどのように導入していくか。再生可能というのはペレットもそうでしょう。そういうものをちゃんと導入していくべきだと思うんです、これからは。その辺どのようにお考えでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 再生可能エネルギーにつきましては、要するに地域の特性に合ったエネルギーを導入していくという、そういうふうな考えでございますし、ペレットにつきましてもいろいろ詳細研究を行っているんですけど、いまいちコストが合わないという、そんな現状でございます。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) その中で何かいいエネルギーということでいろいろ考えたけど、やっぱりこの辺のエネルギーというのは本当に難しいですね。いろんな面において。いろんな手だてをやられていると思うんですよ。スマートグリッドというのを導入というけど、これだって今検討するけども、難しいんじゃないかなと思うんですよ。いろんなコンピューターでやるやつなんでしょう。ウイルスの問題だとかいろんなのが入ってくると思うんですよね。その中でこれを検討して、いろんなものを検討するのもいいんだけども、ここにある地域のものをいかにそれをうまくつなげていくか。ペレットもそうだし、まきストーブにしてもそうだし、いろんな。小水力にしてもそうなんだけれども、でもそれがどんどん、どんどんいろんなものに手を広げるんじゃなくて、ある程度一定にして、例えばLEDだったらLED、それから小水力なら小水力、でも小水力だっていろんな問題が出ているということも一般質問で聞きましたし、その中でまたこれはスマートグリッドの導入に向けた調査研究といったって、これもまた成功するか成功しないかどうか、どうも情報、これってインターネットから全部配信してやるような形なんでしょう。こういうコンピューターみたいなので。それで、ウイルスが入るということが非常に心配だということを私聞いているんだけど、それはどうなんでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) スマートグリッドにつきましてはですね、自然エネルギーの延長線上といいますか、要するに太陽光とか風だとか、そういうものをうまく効率的に使うという、そういう意味のシステムという、そんなとらえ方をしております。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) いろんなところに手を広げるよりも何とか小水力やLEDとか何かで、まずそういうものから徐々に徐々にそれに集中してやっていったほうがよろしいんじゃないかなというふうに思うんですけれども、だんだん、だんだんいろんなものに出していっちゃうと大変なことになってきちゃいますから、調査研究した、でもやっぱりそれは無理だったということよりも今の1つの、今小水力の発電に対して一生懸命やっているんでしょう。それと、LEDの導入に関してもそうだし、そういうものに力を注いだほうがよろしいんじゃないかなと思うんですけど、その辺はいかがでしょう。 ○議長(豊岡賢二) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 過去にいろいろな調査研究を行ってきておりまして、やはりこの地域に合うものというのが大分絞り込みがされてきているという、そんな状況もございますので、小水力とか絞り込んでこの地域に本当に合うもの、それを取り組んでいきたいと、そんな考えでございます。 ○議長(豊岡賢二) 宮澤一照議員。 ◆15番(宮澤一照) 本当に温泉の熱を利用してやるエネルギーとか、松之山とかいろんなところでもやっているけれども、じゃ果たしてこれが妙高市でできるかどうかということもあるし、また国立公園内でもあるし、その辺の反対も出てくるだろうし、だから本当にこういうのって難しいですよね。だから、今やれるところからやっていったほうが私はいいと思うんですよ。小水力にしたってすごく大変なんでしょう、いろいろと。だから、私もいろいろと視察に行って見たけれども、本当に難しいと思いますよね。できる範囲がすごく狭められていると思うんで、それよりもまず1点1点、LEDだったらLED、これもエネルギーをすごく下げるんですし、電気料を下げるんだし、そういう形の中でそれを中心にしてやっていくことによってより一層それが効果的な、その予算を調査研究するぐらいだったらもっと違うところに、違うというかそういうものに集中して、そういうところの補助金とかそういうものを出して、妙高市全体がそういう形でできるような考えが必要だというふうに私は思うんですけれども、最後にいかがですか。 ○議長(豊岡賢二) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(松岡由三) 当然地域に合っているもの、今できるもの、それを中心に取り組んでいきたいと思っております。 ◆15番(宮澤一照) 以上で終わります。ありがとうございました。 ○議長(豊岡賢二) 議事整理のため、11時40分まで休憩します。                   午前11時28分  休 憩                   午前11時40分  開 議 ○議長(豊岡賢二) 休憩を解いて会議を続けます。                                                                       ◇ 山 川 香 一 議員 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。                   〔18番  山川香一 発言席に着く〕 ◆18番(山川香一) 18番の山川香一であります。さきに通告してあります大きくは4点につき、質疑させていただきます。   まず、1点目の不動産売却収入について伺います。予算書に大きく金額が載っておりまして、常日ごろインターネット販売を含めて販売努力をされている成果が出たのかというふうにも理解しておりますが、二、三質疑させていただきます。現在御存じのように人口減少の中においてですね、なかなか住宅あるいは工場進出ということが少ないわけですが、当妙高市において、1点目としては住宅用地になり得る保有不動産は、売り払い可能な用地等は何カ所ぐらい、また何筆ぐらい保有されているかについて伺います。 ○議長(豊岡賢二) 財務課長。 ◎財務課長(今井徹) 私のほうから全体ということでお答えをさせていただきます。   まず、行政が開発いたしまして住宅の分譲地ということでまだ売れていないところ、これも普通財産でありますが、これについては16区画まだございます。このほか、いわゆる使用目的のない普通財産で住宅の何とか建てられるかなという区画の普通財産は、大体250平米以上ということで勘定してみますと2区画、そのほか小面積になりますが、隣接者に可能な小面積のところも加えますと27カ所ございます。 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。 ◆18番(山川香一) ありがとうございます。今売り払い可能な用地等の件数を伺ったんですけども、用地等については中には取りつけ道路を整備したら販売可能という土地もあると思うんですが、そのような不動産を持っておられるかどうか。また、持っているとしたら今後整備する予定があるかどうか、その点について伺います。 ○議長(豊岡賢二) 財務課長。 ◎財務課長(今井徹) 今一般会計では、処分できそうなのということでは以上のものでございます。そのほかいろいろ今までの普通財産全体を申し上げればかなりあるわけですが、今のところそういう形で計画をするのはなかなか難しいでありますし、こういう地価の下がるところでは行政が投資をしながら宅地を開発してやるというのはなかなか難しい現状にあるのではないかというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。 ◆18番(山川香一) ありがとうございました。やはり取りつけ道路がない不動産についてはなかなか販売処理しづらいと思いますので、その点についてもぜひ前向きに努力していただきたいと思います。   それで、2点目といたしましてですね、住宅用地として、あるいは工場団地としてもあるんですが、特にこれからの雇用状況やいろんなのを考えますと住宅用地として今まで所有しておりました買い取り価格の相場についてはどのくらいになっているのかについて伺います。 ○議長(豊岡賢二) 財務課長。 ◎財務課長(今井徹) 先ほど27カ所あるというお話を申し上げましたが、それぞれの取得した時点でのいわゆる実勢価格で取得しておりますので一概には申し上げられませんが、少なくても当時の価格と今を考えれば当然当時はかなりそれなりの価格で取得したものというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。 ◆18番(山川香一) 今財政収入の非常に厳しい中でありますので、販売可能な用地についてはですね、ぜひとも今後またさらなる努力をお願いしたいと思います。   続いて、3番目について伺います。長年私もいろんなところで質疑したりしたときにですね、売却価格は取得価格すなわち簿価であるということでありましたが、工場団地用地販売では市長の英断をもって今回考え方を変更して売却努力されたと高く評価しているところですが、今後の市有地売却は民間需要低迷の中においてどのような価格を考えながら販売努力されるかについてひとつお願いします。 ○議長(豊岡賢二) 財務課長。 ◎財務課長(今井徹) 販売価格ということでございますが、御指摘のとおり今まで取得価格なり、分譲地についてはさきに分譲した価格をメーンに考えてきておるわけですが、御指摘のように実勢価格との差も大きくなっております。また、現実的には市内民間でも地価の下落に伴いまして分譲価格の引き下げを行っているところも見受けられるわけであります。さらには今御指摘のとおり、市の工場団地でも実勢価格に合わせてそこを基準にした用地をお貸しするという形になったわけでございますので、これからは当然実勢価格に合わせた価格でひとつ考えていきたいというところでございます。 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。 ◆18番(山川香一) ありがとうございます。これからいろんな点で少子高齢化の中にあってですね、なかなか厳しい面があるかと思いますが、不動産を所有しておりますとやはり管理費もかかりますし、また住宅用地に販売したことによって固定資産税、あるいは住民税がふえることもありますので、やはり工場団地同様にひとつ前向きに考えて努力していただきたいと思います。   次に、大きな2点目についてお伺いいたします。ISO統合マネジメントシステム運用事業について伺います。ISO統合マネジメントシステムに基づく質の高い行政サービスの提供による市民の納得度の向上ということを目指してやると、また環境負荷軽減による温室効果ガス削減を目標とした活動を率先して実践するとあります。引き続きISOに基づく行政経営を行うため認証を更新するとなっておりますし、また断続的な業務改善を行う自立的な組織づくりを目指して内部監査力の向上や制度の定着を図る取り組みというふうにうたわれておりますが、この中の特に……当然内部監査力というのは一番重要かと思っているんですが、このISO運用事業を継続しなければ当然それもならないわけですし、特に内部監査力の向上の中でもどういう項目を重点視しているかについて伺います。 ○議長(豊岡賢二) 総務課長。 ◎総務課長(池田弘) ISOにつきましては、19年の3月から始めまして、これまで1回更新をしております。内部監査の関係で申し上げますと、内部監査は職員みずからがですね、自分たちのやっていることについて監査していくということで、課長たちがその任に当たっておりますけども、その監査力を高めるということで監査の観点とか、そういう部分について十分な研修を重ねていきたいというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。 ◆18番(山川香一) いずれの分野においてもですね、やはりこの中にもあります職員研修をいろんな目的を持って確実に実施し、実力を職員の方々が上げてくれることによって市民にサービス向上もできるかと思っておりますし、新しい認証継続のための更新審査の実施ということにもつながるかとも思いますが、今後何年くらいをめどに考えておられるかについて伺います。 ○議長(豊岡賢二) 総務課長。 ◎総務課長(池田弘) 認証の更新の関係ですけれども、この認証関係は3年を一つの区切りとして進めております。それで、先ほども申し上げましたが、22年度に更新を1回しておりますけども、3年目と申しますと新年度がその年に当たってきます。今の段階では検証をよくした上でまだまだ十分な制度に職員自身が達しているとは言いがたいという部分もあると思われますので、もうワンクールといいますか、3年を継続していきたいというような形で考えております。 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。 ◆18番(山川香一) 他自治体においても職員研修を含めてですね、サービス向上のためにかなりの職員の研修にお金もかけているわけですけれども、当市においてこのISOを何年かやる予算等については十分な予算がつけられているかどうか、また想定している予算額についてはどのくらいを考えておられるかについて伺います。 ○議長(豊岡賢二) 総務課長。 ◎総務課長(池田弘) ISOにつきましては、今ほど御質疑あったとおり職員研修と並んだ形での役所の職員の資質を高めるための十分に必要な制度だと私どもは理解しております。新年度におきましては、そういう研修関係に65万ほど、それからそのほかに今ほど話があった更新に少し費用がかかりますので、150万で、230万ほど用意しておりますけれども、1つの3年をめどにいたしますと約300万くらいの費用がISOを維持していく上では必要かと思っておりまして、それは重要な費用と考えております。 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。 ◆18番(山川香一) 最近においては地方自治法も大分変わってまいりましたし、非常に職員の皆さんの研修あるいは知識の醸成ということが今後求められると思いますので、ぜひとも十二分と申す予算は厳しいかと思いますが、前向きに検討されて職員の研修を積極的にやっていただきたいと願っているんですが、その総体的な考え方についてISOとどのように組みながらやってられるか、その点について考えていることがあったら教えていただけますか。 ○議長(豊岡賢二) 総務課長。 ◎総務課長(池田弘) ISOにつきましては、職員がみずからシステムを活用して自分のやっている業務等を把握して継続的に改善していくという姿勢を養うということが私どもは大事かと思っております。その点では職員研修と非常に結びつく部分が大きいとも思っておりますので、両輪としてはねうま運動等も含めまして積極的に進めてまいりたいと考えております。 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。 ◆18番(山川香一) どうもありがとうございました。3点目につき質疑をさせていただきます。   今年度統合園園舎新築事業が新規にのっております。これを見ますと、平成26年4月の開園に向けてですね、鉄筋コンクリート2階建てで整備が計画されております。新井小学校では、内部なんですが、木材を多く利用した、あるいは妙高高原では幼稚園をやはり子供たちに情操教育の一環、あるいはぬくもりをということで木材を利用した園舎となりました。それで、本年度はコンクリートの2階建てというふうに計画されているわけですけども、現在県でも地元の杉を、あるいは山林材を利用していかれる促進事業等も盛られておる中でですね、この統合園がコンクリートとなった一番の目標とした項目についてはどのような点からこのようにコンクリートになったのか、それについて伺います。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) 当妙高市につきましては、やはり豪雪地帯ということで強度のある鉄筋コンクリートということで考えております。 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。 ◆18番(山川香一) 国のほうでもですね、学校の校舎も木材で3階建てを計画しているところもあったらしくて、皆さんも御存じのように最近では3階建てで防火の実験もやって検証しておりますね。現在かなりの専門家によれば、集成材ではコンクリートにも匹敵するような建築方法もあるんだということなんですが、特に鉄筋コンクリート建築にこだわった最たる理由を説明してください。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) 今ほども申し上げましたけれども、やはり豪雪地帯には鉄筋コンクリートということと、保育園についてもそういったRC関係の園舎が多くございます。 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。 ◆18番(山川香一) 考え方の相違もありますので、次に小さな2点目で伺います。   幼稚園とか保育園は、特に子供たちが遊ぶグラウンド、あるいは子供たちが接する手のぬくもりということが情操教育にもあるいは大事だと。それで、また運動場やある程度遊ばれることによって、やはり隔たりない、理想的には1階建てがいいというふうに伺っているんですが、2階建てにした、どういう形からなったのか。例えば敷地がなければ、やはり2階建てにして合理的にやっていくということが一般的に考えられるんですけども、当市においてはどのようなことから2階建てになったのか、それについて伺います。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。
    ◎こども教育課長(戸田正弘) 先ほども申し上げましたが、やはり豪雪地帯で雪への対応というのが一番ございます。特に今冬の豪雪につきましては、やはり平家の園舎もございましたが、屋根までつかえてしまって非常に除雪対応も困難をきわめたというような状況がございます。また、新しくつくります園舎につきましては、乳児を含めました未満児、これを受け入れまして未満児と3歳以上の園児との階層分けも必要だということで、やはり3歳以上の園児につきましては落ちついた活動ができる環境を整えることも必要になってきますので、妙高市につきましては今までも当市の保育園でもこういったことを含めまして2階建て等で対応させていただいております。 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。 ◆18番(山川香一) ありがとうございました。多くの方々の話の中では、せっかくつくる園舎であるから、特に子供たちのバリアフリーを含めて安全面あるいは情操面、それから快適にできるように、特に子供たちが活発に動かれるような運動場やそういう点を、駐車場等もなるべく広く整備してもらうようにお願いすべきではないかという声もあったんですが、その点についてはどんなふうに考えておられるか。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) 活動いたします敷地等も十分確保していきたいと思っておりますし、園舎も明るく、子供たちが快適に過ごせる園舎を整備していきたいと考えております。 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。 ◆18番(山川香一) 安全を十分考えて、また快適になるようにひとつ整備していただきたいと思っております。   次に、大きな4点目について伺います。防災体制整備事業の中にですね、小さな1点目として災害対策用備蓄品を含めまして、新規事業で井戸用手押しポンプ整備54台とあります。私たちも使った年代ですから、非常によいことかとも考えているんですが、配備される集会所やあるいは避難所はどのように計画されているのかについて伺います。 ○議長(豊岡賢二) 総務課長。 ◎総務課長(池田弘) 今回整備を予定しています手押しポンプにつきましては、避難所という観点も持っておりますが、基本的にはすべての分団に配備しておくということで考えております。 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。 ◆18番(山川香一) 今伺うと特別こことここを計画しているんだという計画書はないというふうに理解してよろしいですか。 ○議長(豊岡賢二) 総務課長。 ◎総務課長(池田弘) 現段階では、管理もできる消防団の器具置き場のほうで管理していくという予定でございますけども、井戸の場所等につきましては全市的な実態調査をして、そういう使い方ができる提供できる井戸がどのくらいあるかという点も含めて把握していきたいと思っております。 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。 ◆18番(山川香一) それは非常にいいことだと思っているんですが、2点目とも関連するんですが、ボーリングしたり、あるいは突き井戸でなった場合ですね、井戸のないところは新設を当然しなくちゃいけないと思うんで、そういうやつも計画に盛り込むことは可能かどうかについてお伺いします。 ○議長(豊岡賢二) 総務課長。 ◎総務課長(池田弘) 今私どもがつかんでおります行政の内部の資料の中では、1000に近いような井戸があるというふうに、それ以上あるかと思うんですけども、地域的に見ますと偏りがあるという点もございます。それで、ただなかなか井戸を掘ってまでということになりますと多額な費用もかかるというのがありますので、今使っていないものでもそういう調査を通じて可能なものを探し出して対応していくという考えでございます。 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。 ◆18番(山川香一) この件に関して水質の検査とか、あるいは水量に関してどのようなふうに考えておられるか。現実に見て調べておられるかどうかについても伺います。 ○議長(豊岡賢二) 総務課長。 ◎総務課長(池田弘) 井戸の水の質の問題ですけども、今私どもが考えているのはですね、飲み水というのはペットボトルとかそういうものの備蓄品で当面しのぐということで、生活用の雑用水、生活用水を主体にこういう井戸を活用していければと考えております。大体ポンプで1分間に30リットルくらいはくみ上げられるというような数字を押さえさせてもらっています。 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。 ◆18番(山川香一) 現在御存じのように東日本大震災もありましたし、また私たち妙高市でも地震あるいは大きな災害も考えられるわけで、皆さんが各集会所でも安心、安全のために井戸用手押しポンプを整備してでも頑張っていきたいということでございますので、期待もしております。それで、先ほども伺ったんですけども、今後全市の望んでいる集会所あるいは避難所があれば整備していきたいというふうに考えているのかどうかについて伺います。 ○議長(豊岡賢二) 総務課長。 ◎総務課長(池田弘) 当面は今消防団に配備する形で考えておりますが、調査のいかんによってそういう適当な井戸がたくさんあるようでしたら、また今後計画的に整備することも考えていきたいと思っております。 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。 ◆18番(山川香一) 最近非常に防災を考えて、それで学校の耐震化を含めて、市長は積極的に予算化をしながら努力されているのを市民の皆さんから高く評価される声も聞いているんですが、こういう各地区の避難所の整備や、あるいは今この項目にあります備品の調達あるいは井戸の手押しポンプの整備についてもぜひ住民の皆さんとひざを突き合わせながら、住民の皆さんの目線をもう少し重要視しながらひとつ整備していただきたいというふうに考えているんですけども、その点についてはどのようにあれだかひとつお願いします。 ○議長(豊岡賢二) 総務課長。 ◎総務課長(池田弘) 防災、減災については地域の方の力が大きいということは、私ども非常に十分に認識しております。自主防災組織とか防災士の御意見を聞きながら今後とも整備を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(豊岡賢二) 山川香一議員。 ◆18番(山川香一) 防災には限度がないと思いますので、ひとつ予算をよく考えながら着実に住民の皆さんの安全のために、またいざというときの備えとしてですね、ぜひ整備に努めていただきたいと思います。   これで質疑を終わります。 ○議長(豊岡賢二) 議事整理のため、午後1時10分まで休憩します。                   午後 0時07分  休 憩                   午後 1時10分  開 議 ○議長(豊岡賢二) 休憩を解いて会議を続けます。   引き続き総括質疑を行います。                                                                       ◇ 吉 住 安 夫 議員 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。                   〔10番  吉住安夫 発言席に着く〕 ◆10番(吉住安夫) ちょうどお昼、食後で大変お疲れといいますかね、眠気が差すかもしれませんが、皆さん方の的確な御答弁を期待しまして質疑を始めさせていただきます。   まず最初に、主要事業の87ページの米政策推進対策事業の地域農業マスタープランについて質疑させていただきます。農業を持続的に発展させて食料の安定供給のために農地の確保をするということで、生産性の高い基盤整備を行うことを目的に農地の集積を図るということはこのマスタープランの主要施策かなと思っております。そこでお伺いいたしますが、米政策推進対策事業のマスタープランの目的は何でしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) マスタープランの目的はですね、地域の中心となる経営体の確保、それから経営体への農地の集積、これが目的でございます。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) このマスタープランとですね、農業・農村基本計画との違いはどこにあるんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) マスタープランにつきましては、原則としまして集落などの単位で今後農業をやる人をだれにするか、どうやってその人に土地を集積するか、そういうことを決めるものですし、農業・農村基本計画、これは市のものでございますが、市全体の農業振興について記述したものでございます。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 米政策推進対策事業の中で農業集積交付金事業というのがございますが、そのメリットはどのようにお考えですか。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) このマスタープランを作成したときのメリットでございますが、農地を集積、また新規就農に対する国の支援、これが受けられます。農地の出し手、この方につきまして農地集積協力交付金、それから新規就農者には青年就農給付金、これが受けられるということになります。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 今出し手と借り手と、その辺の需要と供給がうまく合わないとこのメリットはないのではないかなと思います。今青年就農給付金ということをおっしゃられましたけど、現在この就農給付金にですね、手を挙げておられる方、過去も含めてどのようになっているかお伺いしたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) 今のところ具体的な人数等につきましては、申し出等についてはございません。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) やはりこれからの農業はこういう若い人たちの力を活用しなければ維持、存続は厳しくなっていくと思うんですが、その中で集積を行うことのメリットというのを先ほど説明いただきましたが、やはりその中で問題はこれからどれだけ持続できるのかどうか、その辺をお考えになっているかどうかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) 持続できるかということでございますが、この青年就農給付金、これにつきましては原則45歳未満の方ということでございますし、制度上からしますとやはり就農、受ける方、これはこれから10年ぐらいやってもらうという形になろうかと思います。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) それでですね、データを見させていただきますと、集積が22年の3月末現在で853ヘクタール、全体の27.5%が集積されているということで、前の年と比べますと23ヘクタールほど増加しているということでございますが、これはうまく集積が行われているのかどうか、その辺おわかりでしたらお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) 農地集積につきましては、今生産法人等いろいろ数多く出てきております。そういう方への集積、これは平場でございます、そういうところでは農地集積が進んでいると思いますが、山間地域、未整備田だとかそういうところについてはまだまだ十分じゃないというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 今集積について、主に法人に偏っているというふうに私も思っておりますが、個人、法人、集落営農というので27.5%のうちどのような割合になっているか、おわかりでしたらお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) 詳細な数字的なものについてはちょっと資料がございませんが、大体3分の2以上がこういう法人関係に集積されているというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 個人でも十分頑張っておられる方が結構おられると思うんですが、やはり確かに法人の皆さんもそれなりに地域を含めて取り組みをされているというのはこれからの農業を先を見たときにですね、大変頼もしいところもあるわけですが、ただ高齢化がどんどん進んでおりまして、なかなか後を継げる人材が不足しているということでございまして、そういう中でぜひとも今後プランの中でその辺の取り組みをどのようにしていったらいいか、ぜひとも議論をしていい方向に持っていっていただきたいなと思っておりますが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) このプランそのものにつきましては、一応集落単位でというような方向もございます。具体的な要綱等まだ出てきていませんので、詳しいことというか、細かいところまでは申し上げられないところでございますが、やはり我々も地域の中に入って説明会なり、そういうものを開催しながらアンケート調査をして希望等をとって、そういうところに対して地元へ入って説明等をしながら、できるだけ制度を活用して農地集積をしていただくような形で取り組みをしたいというふうに考えています。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 結局やはり集積ができないと耕作放棄地がふえるわけですが、この集積を始めてからですね、耕作放棄地が減っているのかどうか、その辺は確認されていますか。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) この制度ではなくて、農地集積そのものについては未整備農地の事業いろいろあるわけでございます。それから、中山間地の直接支払いの関係の事業等もあるわけでございますが、なかなか中山間についてはやはり進んでいないというような感触を持っています。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 今要するに中山間地の集積が難しいということで、結局それが耕作放棄地につながってしまうということで、それが結局自然災害をまた招くということでどんどん膨らんでしまうわけですが、ぜひともその辺の集積が難しいところほど行政の皆さんから努力していただく必要があろうかと思います。その点を頑張ってほしいなと思っております。それでですね、妙高市の未来の農業ビジョンをどのようにお考えなのか、結局こういう集積等がうまくいかないと農業ビジョンも途中で腰砕けになるのではないかなと思います。その中で、やはり農業ビジョンをどのように進めていくか、また取り組みをされるべきなのかお伺いしたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) 妙高市の農業・農村基本計画で全体の方向といたしまして未来につながる農業・農村づくりということを基本にしていまして、その中には意欲ある多様な担い手の確保、育成だとか新たな担い手の創出というような項目もございます。これらを柱にしているところでございまして、できるだけそういうものが進むような方向で取り組みをしていきたいというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 今農業・農村基本計画の中にですね、集積に対してはやはり経営体を法人を含む集落で50%を目標に掲げておられますし、核となる集落営農につきましては15%程度、それ以外35%ぐらいというふうに目標を掲げておられますけど、やはりこれに向かって頑張ってもらわないとなかなかこういう問題の解決はできないと思うんですが、その点についてどのようにお考えですか。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) そのとおりでございまして、やはり目標を達成するために今回24年度からできましたこのマスタープランといいますか、こういうものの制度、そういうものを活用しながらですね、それから今市で行っております未整備農地の事業等々を活用しながら、この目標達成にできるだけ近づけるように努力していきたいというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) それで、その中に安全、安心な農産物等のブランド化ということで、3つ目の項目の中で掲げておられますが、要するに妙高市の安全、安心な農産物のブランド化を図ることによってですね、この地域の農業も上向くのではないかなと思っておりますが、特に他地域との差別化を図ることによって、例えばお米にしてもやはり売れる米づくりが可能になるのではないかなと思うんですが、その辺の取り組みについてこの中ではきちっとうたっておられないわけです。ぜひともそれを今後明確にして取り組む必要があろうと思いますが、その辺のお考えはどうですか。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) 米につきましては、今妙高市のブランド米生産者会というのがございます。その中で先般も話し合いをしたわけでございますが、やはり高品質で安全、安心なお米を高く売るということによってブランド化を確立していきたいということで再確認をしたところでございまして、そのブランド生産者会の取り組みが今後市全体に広がっていくように我々は努めていますし、そういった方向でまた今の生産者会の皆さんと相談しながら拡充、それからいい米をつくるというような方向に向けて取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) つくっても売れないものでは何も前向きに進められないと思いますし、さきの市長の施政方針の中にもですね、やはり自立できる農業ということをおっしゃっているわけですので、今妙高市内はやはり農業が核となる必要があろうと思います。ぜひともそれに向けてですね、売れるための取り組みを今後どのように頑張っていくかというのがこれから必要だと思います。ぜひとも基本計画の中に売れるためには何をすべきかということをもっと議論をして前向きに取り組んでいっていただければと思いますが、今後その取り組みをどのように進めていかれるか、やはりきちっと何年かの計画を立てて取り組んでいく必要があろうと思いますが、その辺はいかがですか。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) 今ほどお話ししました生産者会のほうでは、具体的に数字的なものはまだ掲げておりませんが、今首都圏等々へPRしながら販売促進を図っていますし、今回今年度につきまして350俵ほどという数のいい米が確保できたということで、これを首都圏を中心に売り込み作戦をこれからしていくということでございますし、できるだけ目標を少しずつ上げていって妙高市のブランド化につなげていきたいというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) ぜひ農業をやる人に希望を持たせられるような、そういう取り組みを今後進めていっていただきたいなと思っております。   これだけ時間を費やしますと次に進めないもんですから、2番目の主要事業の89ページの四季彩館ひだなんの施設整備事業についてでございますが、先ほど宮澤議員から次おまえしっかりやれというお言葉をいただきましたので、私のほうで質疑をさせていただきたいと思います。高速道路と国道18号線に挟まれた大変集客力のある施設であろうと思います。先ほどもお話がありましたように、300万人を超えるような多くのお客様が交流人口としておいでになるわけですので、ぜひともそういう集客力をどのように生かすかというのがこのひだなんの今後の重要な課題かなと思っております。そのひだなんの魅力を引き出すことも必要かなと思いますが、今その魅力も乏しい。また、四季彩館のメニューについてもいろいろと苦情があることは皆さんもお聞きになっていることだろうと思います。それで、まず今回ひだなんの直売所改修に伴いまして、誘客手法をどのように考えてこの施設整備をされるのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) 今回直売所の北側のほうに可動の雨よけ、それから入り口を広げるというような工事をするわけでございますが、誘客手法ということでございますが、昨年といいますか、23年度は15のイベントを計画しております。それから、24年度についても同等以上のイベントの計画をしているところでございます。それから、生産者ふれあい制度ということで店頭に生産者が出て直接販売をする、そういうのもございますし、野菜の例えば100円コーナーとかそういうもので安いものを売るとか、それから市外の利用者に対してメールを送って宣伝をするとか、それからスタンプカード、これを近隣の客に送って、そういうことで客のリピーターをふやすというようなこと、それから今青物につきましては生産者が直接持ってこられているわけですが、こちらのほうから出前で集荷するというようなことも考えております。それから、冬の雪中貯蔵、そういうものも計画しているわけでございますし、できるだけあそこのところに青物といいますか、農産物が並ぶような方策、それを考えているところでございます。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 取り組みをやられているということにつきましては私も承知をしているんですが、ただお客さんが大変入りにくい構造になっているということは皆さん現地を歩かれればおわかりになると思うんですね。それと、店内が大変暗いということと、ひだなんの入り口をふさぐような形で直売所があるわけですので、大変外から、駐車場からは見にくい構造になっております。その中でですね、今回施設整備につきましては確かに高速道路を利用される方々について余り雨にぬれないで店内に入られるということは確かに理解できるんですが、やはりお客さんがきちっと駐車場から誘導できる目に見えるような構造というのが私は必要ではないかと思います。その点はいかがですか。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) 今現在の直売所といいますか、野菜を売っているところと本館といいますか、食堂のあるほうとの間に雁木がございます。実際に私も何回も見ていますが、やはりあの間の混雑さ、これを解消しなくちゃいけんということもございます。それから、販売スペースも狭いということでございまして、今回可動式の雨よけをつけて外で売るようにしたということでございます。18号の駐車場のほうから確かに奥まってはいますが、入る道、そういうものもございますので、そこに入れるような形で、例えばのぼり旗とかそういうものを有効に設置したりしながら誘客に努めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 誘客をするのも一つの売り上げをふやすということになろうと思うんですが、ただどう見ましても建物の中に何を売っているかというのがわからない、そういう直売所になっているんじゃないかなと思うんですね。その辺はぜひとも今後とまとの売れ行きというのはどなたもその辺は理解されていると思うんですね。現場を見られてもよくおわかりだと思います。ぜひともとまとの構造のようにですね、やはり駐車場から目に見える、そういう取り組みも今後必要かなと思っておりますが、ぜひともその辺をもう一度現地を見て確認をして取り組みをしていただきたいなと思っております。その辺はいかがですか。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) 確かに奥まっているんですが、やはり前にはせせらぎの水路があったり、芝生の広場があったりして、イベントのときは前でイベントや何かをやったりして集客しているわけでございます。直接駐車場のほうから入れるように、見えるようにというような話でございますが、それは将来的なものとして検討させていただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) またあすは今度塚田議員のほうからも質疑があろうかと思いますが、いろいろな取り組みについてですね、また細かく塚田議員からあろうとも思いますので、最後に1つだけ、四季彩館のメニューを四季によって変えられる、そういう取り組みは余り目に見えないんですよね。何回か食べてみているんですが、やはり何か物足りないということで、その辺も含めて地域でとれるものを優先的に使っていただいてですね、あそこに行けばおいしいものが食べられると、そういうことをぜひ取り組みに皆さんと知恵を出していただきたいなと思うんですが、その辺はいかがですか。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。
    ◎農林課長(石橋尚) ひだなんのメニューの関係でございますが、今ホワイトカレー、夏野菜カレーと、それから米粉を使ったうどんというようなものもメニューとして出しているわけでございます。四季のものを使ったメニュー、これにつきましてはまた指定管理者のほうと相談しながら、魅力あるメニューづくり、これに心がけていきたいというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 確かにネットではこういうものが、ひだなんの内容は見れるようになっております。ですけど、この地域でこうだよというものをもっと売り出してほしいと思っております。あと細かいのにつきましては、また次の塚田議員のほうにお譲りをしたいと思いますので、もっとすばらしい質疑があろうかと思いますのでよろしくお願いします。   それでは、3番目の主要事業で99ページですが、橋梁の長寿命化事業について質疑をさせていただきたいと思います。国・県道の長寿命化を図りますと最低10年間は新規の橋梁の着手は不可能だと言われております。それで、今後当市の防災上重要な橋梁の整備というのは待ったなしではないかなと思っております。そのことにつきましてお伺いをしたいと思います。まず、整備計画の中で点検結果ですかね、健全度というのはどのようになっているかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) 建設課長。 ◎建設課長(岡田春彦) お答えします。   橋梁長寿命化修繕計画の中で調査、それから診断等をやらせていただいてまいりました。該当橋梁は285橋をさせていただきまして、そのうち改修が必要として判断されたものが163橋となっております。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) データをいただいておりまして、上部工、下部工、それと支承というふうになっておりますが、この中で上部工の数字と橋梁の数字、285の数字というのは、これはスパンでカウントされているんでしょうか、それともどのようにカウントされているんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 建設課長。 ◎建設課長(岡田春彦) ちょっと今の議員さんの御質疑の長寿命化計画、ホームページに載っている内容のものですかね。この橋梁の数の話ですか。 ◆10番(吉住安夫) 9番目の、私ホームページを抜粋しかしていないんで、点検結果、健全度の集計というところです。表です。 ○議長(豊岡賢二) 建設課長。 ◎建設課長(岡田春彦) これにつきましては、先ほど申し上げました285橋のうちやはりダブりの部分がございます。当然上部工の部分もあれば下部工の部分もあるという、その1橋にあってもそういったところが複数あるということでございます。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) それでですね、この中で改修が必要な橋梁というのはこのうちの何割か、163橋ですかね、あるわけですが、その必要な年数というのはどのくらい考えておられますか。 ○議長(豊岡賢二) 建設課長。 ◎建設課長(岡田春彦) 先ほど議員さんのほうからもお話ありましたが、私どもこの163橋の中で当然緊急性、重要性、そういった優先度評価をさせていただいたもの、それからあわせて損傷度合い、これは健全度評価になりますけど、この両面からやりまして急がなければならないもの等を順位づけさせていただいて、現在の計画ではおおむね18カ年で全橋梁の改修をできるというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 大変長丁場になるわけですが、163橋の改修費用というのは概算でも出ているんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 建設課長。 ◎建設課長(岡田春彦) 全体の改修費用でございますが、これは当然調査関係もありますけども、そういう調査委託も含めて全体で約18億5000万ほどになっております。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 大変な金額でございまして、この中でやはり急がなければいけない橋梁も数多くあろうかと思います。先ほども質疑にございましたように、防災上どうしても必要なルートというのは確保しなければいけないと思います。その辺の数というのはおわかりですか。 ○議長(豊岡賢二) 建設課長。 ◎建設課長(岡田春彦) 先ほど申し上げました重要度の評価になってまいりますけども、この辺での重要とされる橋梁が163橋のうちの109橋となります。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) それでですね、大変数が多くございますので、中にはどうしてもかけかえが必要な箇所、橋梁というのがあろうかと思いますが、その辺は何橋という確認はされていますか。 ○議長(豊岡賢二) 建設課長。 ◎建設課長(岡田春彦) 285橋の調査の結果、かけかえ必要としての評価が出ましたものは一橋もございません。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) これから計画を立ててきちっと重要度を判断された上で今後の計画に反映をしていただきたいなと思っております。それでですね、先ほど道の駅の質疑をさせていただいたんですが、道の駅から市内へ来ます重要な路線、都市計画道路に今度格上げになるのかなと思っておりますが、その中で長森橋の計画につきましてはどのようにお考えですか。 ○議長(豊岡賢二) 建設課長。 ◎建設課長(岡田春彦) 道の駅から長森橋までの間というのは県道の西野谷新田新井線、県管理の部分になります。それから、信号機の交差点から町へ入る長森橋が私ども市道としての扱いになります。長森橋につきましても今回の長寿命化計画の中でのせさせていただいております。この中では、いろいろと出ておりますけども、私どもといたしましてはこの長森橋を今の現存の部分はできたら車道橋として使っていきたいと。歩道橋については単独でかけかえといいますか、新橋でかけたいという考え方でおりますが、今の現況の橋が車道橋として使えるかどうか、その辺の診断を今進めている最中でございます。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) それでは、最近10年ぐらい前に建設されたはねうま大橋の耐震化の内容がのっておりまして、これにつきましては設計の誤りなのか、それともその後の仕様書の改定によって診断を必要としているものか、その辺をお伺いしたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) 建設課長。 ◎建設課長(岡田春彦) 市道橋のはねうま大橋につきましては、平成3年度から平成10年度で工事関係を終わらせていただいたものでございます。その間、平成7年に兵庫県の南部地震、これは阪神・淡路大震災でありますが、そういうものがあったということで、今の指針といいますか、橋梁の指針の中での特に地震に対する耐震の関係でございますけども、そういうものがこういう地震の後いろいろと整備されてきたということで、私どもの今のはねうま大橋ではけたがかかっておりますかかり幅といいますか、その幅については最新の指針と合致しております。ただ、最新指針ではそれともう一つワイヤーもしくはそういった別のものでけたと下部工を接続、もしくはけた同士を接続というものが両方あってよしとするという形になってきておりますので、今のはねうま大橋ではけたと下部工の接続、けた同士の接続がまだ不足ということで今回の調査結果でやるような形になったということでございます。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 確かに橋座の部分が多分固定と可動がありまして、多分可動のほうが落橋しやすくなっているというわけで、その補強というのを今回見直しをされたというふうに理解しておりますが、そのとおりでよろしいですか。 ○議長(豊岡賢二) 建設課長。 ◎建設課長(岡田春彦) 可動と固定ありますが、当然その辺も加味した中で、要するに下部工と上部工が離れないようにするといったのが今回のやろうとしている趣旨でございます。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) ぜひ重要な橋梁につきましては、きちっとした見直しと計画性を持って取り組みをお願いしたいと思います。   それでは、次の4番目の主要事業のページの85、86ページですかね、簡易水道の統合整備計画及び水道管の更新事業についてお伺いをしたいと思います。さきの上越地域水道用水企業団に出席をさせていただきましたところ、今定例会におきましても前に全協で説明をいただいた24年度をもって上越市が引き継ぐということになっております。その中で当市の上水及び簡水の統合問題も明記されておりますが、ぜひとも上水と簡水の統合に伴う料金設定の時期をどのように考えておられるかお伺いしたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) ガス上下水道局長。 ◎ガス上下水道局長(浅岡宏) 上水道と簡易水道の統合に伴います料金設定につきましては、今後上水道の主な施設であります市浄水場や妙高高原地域にあります杉野沢浄水場の老朽化に伴います更新が予定されております。この2つの施設に係ります費用は非常にかさむと考えておりますので、それらをシミュレーションした中で料金の統一の時期や、また統一が可能かも含めて検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) その中で、やはり皆さんが注目をされているのは料金の統一を含めてどのようになっていくかというのがあろうかと思います。今お聞きしますとそういう可能かどうかも含めて今後検討されるということでございます。その中でですね、妙高市の水道事業の中では配水池の耐震構造がゼロ%ということで、大変水道企業団の供給をされている中で唯一ゼロというのは妙高市のこの配水池だけでありまして、今全国的に1000回に近い震度5以上の地震が発生している中で、やはりこの地域も活断層もありますし、大変水道がどのようになるのかというのはきちっと今後頑張って対策をしていただきたいと思っておりますが、その辺の配水池の耐震化につきまして今後どのような計画を持っておられるかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) ガス上下水道局長。 ◎ガス上下水道局長(浅岡宏) 配水池の耐震化でございますけれども、配水池は地下、半地下等の構造物でありまして土木構造物であります。配水池の耐震化につきましては、当面予定しておりません。これまでの中越地震、それから中越沖地震などの被災の報告例を見ますと、配水池自体の崩壊というよりも地すべり等の影響によりまして、地盤とともに一緒に滑り落ちるといったケースがほとんどでありまして、現時点では浄水場の更新を優先しまして、配水池の耐震化につきましては今後の更新にあわせて耐震化を進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 今計画を考えていないということでございますが、その中で過去の被災原因は流動化による地すべり等で被害を受けている事例があるということでございますが、この配水池につきましては当市の配水池はどんな環境に置かれているんですか。 ○議長(豊岡賢二) ガス上下水道局長。 ◎ガス上下水道局長(浅岡宏) 配水池のある場所について、まだ液状化等の対策といいますか、調査をしておりませんけども、平成24年度で既存の土質調査等をもとにしまして、液状化が起こり得るエリア図を作成しますことから、これらを参考に今後の対策を検討していきたいというふうに考えています。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 配水池につきましては、今後検討されるということでございまして、管路の耐震化は今手元にあるデータですと25.7%の耐震化を進めてあるということでございまして、これは上越水道供給企業団の中でもやはり……企業団も20%を切っておりますし、上越市のところも切っておるわけですので、確かに妙高市の管路の耐震化は少しは進んでいるのかなと、4分の1ぐらいが整備されているということですので、これにつきまして今後液状化調査も含めてどのように今度年次計画をお考えなのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) ガス上下水道局長。 ◎ガス上下水道局長(浅岡宏) 管路の耐震化につきましては、石綿セメント管の布設がえや供給改善、それから管の更新にあわせまして耐震性のある管種、配水用のポリエチレン管、またダクタイル鋳鉄管等でですね、耐震化を図っております。先ほども申し上げましたけども、液状化につきましては24年度に土質調査をもとにエリア図を作成しますことから、これにあわせて水道管の液状化についても検討を図っていきたいというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) さっきの上越水道企業団の中で一番管路の補修が必要なところにつきましてはですね、やはり土中からかたいところへ接続する、そういうところに特に問題が発生しているということをお聞きしました。そういう中で管路のそういう点検をしなければいけない箇所数というのは何カ所ぐらいなのか、またどのくらいの頻度で点検をされているかおわかりでしたらお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) ガス上下水道局長。 ◎ガス上下水道局長(浅岡宏) 箇所数まではちょっと今把握しておりませんけども、主に橋梁との取りつけ等がそれに当たると思うんですけれども、うちのガス上下水道局マニュアルに基づきまして、震度3以上のときには施設の確認や水管橋等の取りつけ部分の点検をしております。平成22年度で2回を実施しております。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 今回多分これは簡易水道で計画をされているのかと思うんですが、深井戸の水源改修事業というのがありますが、その辺の改修を必要とした理由等をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) ガス上下水道局長。 ◎ガス上下水道局長(浅岡宏) 現在計画しております妙高簡易水道で使用しております3本の井戸は削井年度が古く腐食が進行しているため、平成21年度から25年度までの5カ年で更新を計画しております。今までに2本を整備し、平成24年度は大洞原にあります井戸の削井を計画しております。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 自己水源の確保というのもこれは大変重要だと思っております。その中で当市の自己水源だけでどのくらいの供給量が確保できるのか、わかりましたらお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) ガス上下水道局長。 ◎ガス上下水道局長(浅岡宏) 当市の自己水源の確保状況でございますけれども、陣場の配水池を除いた新井区域上水道での平成23年度の1日当たりの最大給水量は7568立方メートル、陣場配水区域では2493立方メートル、妙高高原区域では4959立方メートルであります。新井区域は稼働中の水源8520立方メートルに休止中の水源4240立方メートルを加えますと1万2760立方メートルであるため、自己水源だけで十分可能であるというふうに考えております。妙高高原区域も8920でありますので、これも十分可能であると考えております。なお、陣場配水池給水エリアにつきましては企業団からの受け入れが全くございませんと仮設等に要する時間、一時的に断水となり得る状況も想定されます。しかし、先ほども申し上げましたように全体量では必要量の確保は十分されていると、自己水源で十分足りるというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 自己水源だけで十分供給量が賄えるということでございますが、その中で最後になりますが、水の安全計画というのが当初はまだなされていないというふうに思います。その辺の安全計画の作成につきましてですね、今後どのように進めていかれるのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) ガス上下水道局長。 ◎ガス上下水道局長(浅岡宏) まず、当市では水安全計画は作成しておりませんが、現段階では漏水時の対応や緊急時の対応などは配水池区域別給水区域図や配水池流量別区域図及び各施設の運転操作マニュアルなどを活用しまして対応しております。水安全計画につきましては、近隣の市町村と情報交換し、足並みをそろえて整備をしていきたいというふうに考えております。今のところ整備されておりますのは、新潟市と上越の企業団のみということであります。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 今説明をいただきましたこの近くでは水道企業団が水安全計画を立てておられますので、ぜひともそれを参考に早急に水安全計画をつくっていただきたいなと思っております。   それから、次に5番目の生活習慣病予防についてお尋ねしたいと思います。全国的に生活習慣病の患者が年々ふえているというふうに言われております。その中でも生活習慣病の種類がいろいろあるわけですが、日本も海外の国と比較すると長寿国であると言われておりますけど、同時に生活習慣病を持っている大国であるというふうに言われております。それで、最近の傾向につきましてお伺いをしたいと思います。市内の死亡原因の内容で3大要因の割合といいますか、その辺はどうなっているかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) 健康保険課長。 ◎健康保険課長(引場弘行) 市内の死亡原因でございますが、平成21年度におきまして490名の方が亡くなられています。死亡原因の3大要因でございますが、第1位が悪性新生物いわゆるがんでございまして、182名でございます。それから、第2位が心疾患、58人でございます。それから、第3位が脳血管疾患で57名でございまして、がん、心疾患、脳血管疾患の3大死因では全体死亡者の方の6割を占めているところでございます。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) ネットでいろいろ見ていますと、やはり全国的に1400万人の、日本人口の約1割を超える人たちが患者に当たるというふうに出ておりまして、やはりこれからきちっと医療費の削減を考えたときにこういう指導も必要ではないかなと思っております。それで、最近は食事の欧米化によりまして大腸の疾患の患者さんが多くふえているということで、そのデータにつきましても県内のデータを見ますとやはり一番伸びているのは大腸関係でないかなと思っております。それで、先ほど説明いただきました最大死亡原因のそういう悪性腫瘍が大体4割近いということは、大変これに取り組む必要性があるのではないかなと思っております。その中で検診の受診率大変低いと私感じているんですが、その辺はいかがですか。 ○議長(豊岡賢二) 健康保険課長。 ◎健康保険課長(引場弘行) がん検診の受診率でございますが、当市におきましては県内20市では総じて上位から中位に位置しておりまして、御指摘のとおり胃がん検診におきましては平成22年度ベースで受診者数が2321人ということで受診率が23.1%、20市で8位ということでございますが、やはりこの23.1%をもっともっと上げていかなければいけないというふうに考えているところでございます。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) その中で最近は胃がんの発症率といいますか、少なくなっているというふうに聞いておりますが、その中で40代以上の方々が大多数持っておられるというピロリ菌が一つ胃がんの原因だと言われています。その撲滅策につきましてどのようにお考えか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) 健康保険課長。 ◎健康保険課長(引場弘行) ピロリ菌でございますが、ピロリ菌の持続感染によりまして慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍だけでなく、胃がんの発症につながることが1994年、国際がん研究機構により報告されております。胃がん発症にかかわる要因としてピロリ菌を認定しておりまして、ピロリ菌と胃がんの関連はあると認識はしているところでございます。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) あくまでも健康診断は強制はできませんが、できましたら今後ピロリ菌の検査項目につきましてぜひ追加ができればお願いしたいなと思っております。それでですね、生涯健康を目指していくということが市民の皆さんは当然だと思っておりますが、その中で妙高市型の市民運動の取り組みをぜひ今後、今主要事業の中にもうたわれておりますが、ぜひともそういう中で習慣病の予防につきましても取り組みを進めていっていただきたいと思っております。その辺はいかがですか。 ○議長(豊岡賢二) 健康保険課長。 ◎健康保険課長(引場弘行) まず、ピロリ菌にちょっと戻させていただきたいと思うんですが、ピロリ菌につきまして今ほど認識はしているというふうなお話をさせていただきました。しかし、当市におきましては健康増進法に基づきまして国の定めますがん検診実施のための指針に基づいて実施しておるところでございまして、この検診につきましてはがん死亡率を減少させるための科学的な有効性の方法を国が推奨しているものでございます。市町村ががん検診事業を実施する際のよりどころというふうになっております。そんなことで当市の検診につきましては胃部レントゲンいわゆるバリウムですかね、それを実施しておりまして、ピロリ菌等につきましてはまだまだ効果が不十分だということで市のがん検診としては勧められないというふうに国のほうが位置づけております。しかし、今ほどお話し申し上げましたとおり、いろいろと厚生労働省やいろんなところで研究が進められておりまして、これにつきましては今後の動向を注視しながら、それに沿ってまた対応していきたいというふうに考えております。   それから、妙高型市民運動の取り組みでございますが、本当に御案内のとおり非常に人口減少時代となってきておりまして、働き盛りの人が減って高齢者がまちの主役となる、いわゆるいつまでも元気で頑張らなきゃいけないということが大事だと思っております。また、ますます高齢化が進む中でやっぱり医療費が非常に増大するということで、すべての市民が健康になる意識を強く持ち、みずからが医療費を抑えていく行動を今から起こしていかなければいけないということで、市民主体のみんなの健康づくりプロジェクトというものを実施してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 次は最後になりますが、主要事業の84ページのごみ減量・リサイクル推進事業でございます。報道等で言われておりますが、小型家電につきましては資源の宝の山であるというふうに言われております。資源を輸入に頼る日本としては、やはり再資源の回収を図ることで少しでもそういう資源を大切にするという気持ちが出るのではないかなと思っております。それと、お互いに今度メーカーと自治体が連携して資源の循環を図るということも大切ではないかなと思います。その中で二、三お伺いさせていただきますが、最終資源の拠点回収というのはどのように取り組みをされるのかお伺いをしたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(鹿住正春) 今計画しておりますのは、再資源センターを拠点といたしまして、現在家電リサイクル法に基づきましてリサイクルが義務づけられております製品、それ以外のもの、要するに小型家電につきまして市民の皆様方から拠点である再資源センターへ持ち込んでいただいてレアメタルなど有用金属のリサイクルを図ると、そういう計画でございます。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) パソコン等につきましては、メーカーが責任を負うということであるわけですけど、そのほかの小型家電につきましてですね、やはりメーカーとの連携もこれは重要だろうと思うんですが、その辺につきましてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(鹿住正春) この小型家電のリサイクルということで、現在国の小委員会において制度案の設計が行われております。現在の情報ですと、家電4製品のように、あるいはパソコンのようにメーカーにリサイクルを義務づけるというようなものではございませんで、国、それから私ども自治体あるいは国民、リサイクル業者、こういった関係者が協力をして自主的に回収方法であるとかリサイクル方法を工夫しながら、実情に合わせた形で徐々に進めていくというような形でございまして、現在国の制度案の中にはメーカーとの連携というのは特に含まれていないという状況でございます。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 国のほうでやはりメーカーとの連携が図れるようになれば大変いいと思うんですが、その中で再資源を進める中で市民への周知徹底の方法を今後どのようにお考えかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(鹿住正春) 市民の皆様への周知徹底につきましては、例年お配りする新年度のごみの出し方カレンダー、これに掲載をさせていただきますほか、妙高チャンネルであるとか、また時期を見ながら市報、そういったものを活用しながらPRをしていきたいというふうに思っております。
    ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 貴重な資源でもありますので、ぜひともきちっと頑張っていただきたいなと思っております。その中で、やはり不法投棄につながらないように十分気をつけていかなけりゃいけないと思います。その不法投棄の現状というのは今大体おわかりでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(鹿住正春) 不法投棄の現状でございますが、以前は一昨年ですか、84カ所ほどあったんですけども、昨年業者改修等を含めまして現状では大型の不法投棄箇所につきましては解消されたという状況でございます。 ○議長(豊岡賢二) 吉住安夫議員。 ◆10番(吉住安夫) 大変いい結果が出ているということでございまして、ぜひとも資源化を含めて今後頑張っていっていただきたいなと思っております。   以上で終わります。ありがとうございました。                                                                       ◇ 横 尾 祐 子 議員 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。                   〔4 番  横尾祐子 発言席に着く〕 ◆4番(横尾祐子) 議席番号4番、妙高葵クラブの横尾祐子です。議長のお許しをいただきましたので、さきに通告してあります大きくは3点について、24年度におきます予算総括質疑をさせていただきます。   それでは、大きくは1点目の妙高高原ビジターセンター機能強化事業について質疑させていただきます。私は、妙高高原ビジターセンター機能強化事業については一貫して質疑させていただいております。きっかけは、市民の方からの要望でした。トイレの整備事業について、3年前現状を見るため現地へ伺いました。それまでは、一市民として子供のころより何度もいもり池へ行ったとき何も考えず来館をしておりました。3年前の状況を見に行ったときには、自身を観光で来館しているという想定で見学して、いろいろ気づく点、また改めて考えさせられた点を感じましてこれまで質疑させていただいてきたところであります。昨年10月、管内視察でビジターセンターを見学したとき、随分変わってこれならお客様が満足していただけるかなと思いました。資料、展示物、手づくり等の土産など、陳列状態も大変整頓され、清潔に並べられていました。ただ、トイレだけはいまだに改善されていなく、少し残念な気持ちで帰ってまいりました。いもり池周辺の整備はおおよそ終わっているところなんですが、ビジターセンターに隣接する自然観光拠点施設として観光、来館される方や地元市民の方々に満足していただきたいと思うのは妙高市民としてのおもてなしの心で、そして思いであります。   そこで、ここでは4点について質疑させていただきます。小さくは1点目ですが、近年の利用状況はどうでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) ビジターセンターの最近の入り込み状況という御質疑でございますが、平成17年の合併当時には約6万5000人のお客さんが入館されております。その後、18年から21年まで、いもり池の工事がございまして5万人を切ってきたというような状況でございますが、22年からはまた大勢のお客さんから来ていただきまして、ことしの2月末現在では約8万4500人、前年の同じ月の比較でいいますと約141%ということで大勢のお客さんから来ていただいております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 何度か質疑させていただいたときは、やはり同じように前向きに人数が多いと聞いております。これについては整理券などを発行しているんですか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 整理券等を発行する状況にまではなっていないという現状でございます。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) それでは、この人数というのはどういうふうな感じで把握して人数はわかるわけですか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) ビジターセンターの入り口に自動のカウンターを設置してございますので、それで確認をしております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) わかりました。それでは、確かな情報だと思って次いたします。これでまた春夏秋冬が四季折々にあるわけですが、ビジターセンターとしてどの時期に大勢のお客様が見えて、また冬はどんなふうに、閉館になっているのか、今はやっているのかお聞きいたします。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) ビジターセンターは、やはり一番大勢のお客さんから来ていただけるのは水ばしょう祭以降、グリーンシーズンのお客様が一番多くなっております。また、冬期間もいもり池周辺で自然の雪上観察会等も実施しておりますので、現在もビジターセンターはオープンしております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 冬もやっているということで、冬のロケーション的な妙高山、そしてまた妙高山をバックにしたいもり池も見ていただくことは来館した人に対しては本当にありがたいことだと思います。そこで、入り口でカウントされているということですが、県内外、地元とお客様がおられるわけですが、そういうような把握はどのように感じていますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) カウンターでの人数把握でございますので、県内、県外の把握は非常に難しいと思いますが、職員の感想では県外のお客様のほうが多いというふうには伺っております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 今は雪で駐車場はなかなか広くなっていないと思いますが、観光バスなども来るかと思います。個人のお客様も多いかと思いますが、個人のお客様が多いのか、また観光バスの来客が多いのか、どうでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 駐車場の観光か個人客かという把握まではちょっとしておりません。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) ありがとうございます。ことしは大変な大雪で豪雪でした。今の状態、私きのう、きょう見てくればよかったんですが、駐車場の状態ですね、冬もやっているということで、今の駐車場の状態はどうでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 現在も必要最低限の駐車場は確保しております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 雪が消えると同時に来客も多いかと思います。トイレの現状、トイレも狭いということで違うトイレを案内している看板もございますが、冬季における傷みもあると思います。また、案内板などもあると思いますが、そういうような点検を早くしていただいて、少しでも来てくださったお客様が気持ちいいビジターセンターの周辺でありますようにお願いしたいと思います。それで、またトイレは早目に使えるようにしていただきたいんですが、今の計画はどうでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) トイレの改修につきましては、この施設は県の施設でございまして、そちらのほうは県のほうに改善の要求をお願いしております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) できましたらなるべく早くそういうことをまたお願いしていただきたいと思います。   続きまして、小さな2点目です。館内に設置してありますモニターですが、42インチと聞いております。それが古いということで映像資料が今回リニューアルされるということですが、その古いという今までの資料はいつごろ制作したものですか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 現在館内で流しております映像につきましては、昭和58年の施設オープンしたときに作成したものが流されております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 早津課長は、この映像内容を最初から最後までごらんになったことがございますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 全部見てはおりませんが、空から見た妙高三山の自然ということで山と自然と、そういった内容の構成になっているというふうには思っております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 映像内容が一部事実と異なっているというお話もお聞きしました。今度新しくできるリニューアルされる映像内容はそんなことのないようにと思いますが、その点について知っておりましたか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 一部妙高山の標高だと思いますけども、表示が誤っているというようなお話も聞いております。そういった中では、今回新しくつくる中できちっと現在のものに訂正させていただいて制作をしたいと思っております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 妙高の標高だといいますが、もう一点何か乙見湖の件もあるかと思いますので、そちらのほうをまた確認していただきたいと思います。このリニューアルされる資料ですが、今度の場合はどんな方がつくられてどんな内容にする予定になっていますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 今あります映像が妙高三山の自然という形で空撮資料でございます。できれば昔と今を比較できるような形にしたいと思っておりまして、これからつくるものにつきましても三山を空撮して、自然の中で編集をして比較できるような形で流せればというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) それはいつごろできる予定ですか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) いずれにしましても、妙高の三山の自然の一番美しい時期でございまして、雪解けの時期を見ながら事業を委託していければというふうに思っております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 楽しみにしておりますし、完成した折は私も行って拝見したいと思います。   続きまして、小さな3点目にいきます。多くの方から来館していただくためには魅力あるホームページが必要かと思います。現在のものはどのような内容になっておりますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) ビジターセンターのホームページの内容ですが、新着情報ということでいろいろイベントの情報、それから館内の利用案内、それからビジターセンターの概要、それと各種自然観察会等をやっておりますのでその御案内、それからいもり池周辺のさまざまな自然をスタッフが写真に撮りまして、それをホームページ上で流していると。それと、スタッフのブログというような構成になっております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 今ほどお聞きしますとなかなかオリジナルなものになっておると感じました。やはりホームページはどなたも見ることで、ほかの地域、観光のところもいろいろやっておるわけですが、やはり当市といたしましてはホームページを見たら雪解けになったら行ってみたいなというようなホームページであったらいいかなと思います。そして、またその点で今ほど言われたようにいろんな内容があるわけですが、来た方にホームページはよかったなという、そういうような感想を聞いたことはございますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 今現在スタッフのほうがですね、絶えず周辺の自然、草花等を撮影してこのホームページ上にアップしております。そういった中では、絶えず新しい情報が流されて非常にそれを楽しみに見ているというようなお客様の声も聞いております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) それについてですが、見るとアクセス件数が数えられるわけですが、今ほどの件数についてはどれくらいになっていますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 大体年間平均で8万5000件くらいのアクセスですが、23年度でいいますと約10万9000件くらいのアクセス件数ということで、アクセスの件数も最近ふえております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) ほかの観光地もあるわけですが、ほかの観光地と比べてみるのは場所的に違うと思いますが、件数的には多いほうですか、普通ですか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 済みません、ちょっと今ほどのアクセス件数を訂正させていただきます。年間の平均でいきますと1万7000件、23年度でいいますと2万3000件ということで訂正させていただきます。   それで、ほかの施設とのアクセス件数の違いが多いか少ないかということなんですが、ほかのところのアクセス数を確認までしておりませんので、ちょっと比較まではしておりません。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) わかりました。見てもまた見たくなるような風変わりした独自のホームページであるとまたお客様は見たいなと思うようになると思いますので、よろしくお願いいたします。   続きまして、小さな4点目です。希望があればボランティアガイドさんをお願いできるというお話を聞いております。今現在何人おられますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) ビジターセンターのガイドにつきましては2種類のガイドがありまして、1つはビジターセンターの自主事業に協力していただいている教室に参加された皆さんに対するボランティアガイドの方がおられます。この方は全部で大体42名ほど。それと、個人もしくは団体の方がお願いするガイド、これは市観光協会で自然ソムリエという形で紹介させていただいておりまして、大体20名ほどの登録になっております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) わかりました。42名、そしてまた市民のほうのソムリエさんのほうは20名ということですが、この20名の方は皆さん別々のことをガイドされても困るわけですが、20名の方については研修などはしておりますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) このガイドさんにつきましては、今おっしゃられますように一人一人によって違う案内をされても困るというようなことから、絶えずガイド研修をしながら最低限の同じ説明ができるようにということで勉強をさせていただいております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) ガイドをして、テレビで時々見たりしますが、それが皆さん42名、また20名の方に平均に行き渡るとは思いませんが、御指導、研修などをよろしくお願いいたしたいと思います。お客様の反応などはアンケートとか帰りしなに聞くことしかできませんが、どのような皆様感想をおっしゃっておられるか、わかりましたらお願いいたします。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) お客様のアンケートにつきまして、ビジターセンターで開催しております自主事業、その中で実施をして御意見を伺っております。事業の内容等につきましては、約9割ほどの方が非常に満足できたというような御意見をいただいておりますし、また講師の対応、スタッフの対応、それについても約9割ほどの皆さんから非常に満足だというようなことでお話をいただいております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 研修、そしてまた指導がいいので、9割方の方が喜んでいただけるということでうれしいことかと思います。古い人にお聞きしますと、昔このボランティアのはしりの方だと思いますが、山里案内人として地元の人が丁寧に案内をしてくださっていたようです。その方たちは、この42名、また20名の中には今在籍はしておられる、おわかりになりますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) その山里案内人の方が私どのような方が存じ上げませんので、この中に入っておられるかどうかというのはちょっと確認しておりません。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) わかりました。ボランティアといえどもわずかなる報酬というか、お気持ちでしかない報酬だと思いますが、これは公平かつ平等に行き渡っておりますか。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) 先ほどお話ししました2種類のガイドさんのうち、1つ自主事業でやっておりますボランティアガイドの皆さんにつきましてはビジターセンターのほうから報酬という形で払わせていただいておりますし、あとそれぞれ個人もしくは団体の方がお支払いするガイド料については時間で単価を決めております。ちなみに、いもり池の周辺ガイド、大体1時間くらいで1人1500円という料金で料金設定をさせていただいております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 今ほどはきちっとした設定になっておりますが、昔の本当に好意的に満遍なく案内をしてくれた方のグループの中では報酬が公平かつ平等でなかったお話を聞いたりして、またそういう方たちにとってはやはり来ていただく方に気持ちよく教えてやったのにそういう面で嫌な思いをされていることもあったとお聞きしております。過去のことは過去のことですが、これからはそのことのないように指導をまた徹底していただきたいと思います。この質疑の締めになりますが、ビジターセンターの施設は合併交付金ということで当初建てかえるという計画もございました。県での厳しい予算の中で建てかえというのは今ちょっと差し控えているかと思いますが、今後のビジターセンターについての計画などおわかりになる範囲でお聞かせください。 ○議長(豊岡賢二) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(早津之彦) この施設につきましては、今ほど議員さんおっしゃられましたとおり県の施設になっております。鉄筋コンクリートの建物でございまして、まだ耐用年数も残っておりますし、きちんと新耐震の構造で設計されておるというようなことから建てかえの計画はないというふうに聞いております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) ありがとうございました。私の最初の整備状況を見てきたトイレに関して、遠いところのトイレへ行くよりもやはりビジターセンター内でのトイレが気持ちよく使われるようなトイレの整備をまたお願いしたいものかと思います。これは常に予算も絡むことですので、今後についてお願いいたします。   続きまして、大きくは2点目に入らせていただきます。基礎学力向上支援事業についてであります。当市は知、徳、体のバランスのとれた教育課程に基づいて児童・生徒に対する充実した教育活動が推進されております。学力、体力とも全国、県平均レベル、またそれを上回っていると先日お聞きいたしました。本年も引き続き児童・生徒の学力向上を実現するとともに健やかな心身の育成を図っていただきたいと思います。   そこで質疑いたします。小さな1点目です。小・中学校の全国学力テストが国の事業仕分けの対象となり、規模が縮小されました。昨年は学力調査に参加することができなかった旨12月に質疑させていただいたところ、本年予算化してこのたび実施することになりました。時期についてお聞かせください。いつごろでしょうか。
    ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) 全国標準学力検査の実施時期でございますけれども、これにつきましてはほぼ年間の学習指導に見通しがついた段階ということで、小学校につきましてはその年度の1月の末、それから中学校の3年生についても同じく1月の末、それから中学校の1、2年生については3月上旬ころを予定しております。ただ、この辺につきましても校長会ともまだ調整を終わっておりませんので、今後詳しい日程については校長会等と協議していきたいと思っております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) わかりました。ことしは小学校が対象かと思います。教科は国語、算数、1年生から6年生の全校の実施と聞いておりますが、ちなみに調べますと平成21年度は全国学力検査の結果ですが、国語が96.4%、算数が82.1%になっています。現況値と聞いておりますが、今回実施した集計結果をもとにどのようにとらえて、また指導に活用いたしますか。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) この調査結果につきましては、やはり生徒一人一人の状況だとかですね、あと学級ごと、あるいは学年の状況等をきちっと把握できる調査ということになりますので、そういったものを確認しながら、全国平均とも比べながらそれぞれの学校の課題等を抽出いたしまして改善する場所をきちっと決めながら対応していきたいと考えております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 今ほど学力テストのことを聞いたんですが、これからの項目で何点か妙高市ならではの事業についてお聞きするので、今後の結果については安心できることかと思います。この実施は本年を目指しているわけですが、本年だけでしょうか。それとも、来年以降も。どのように考えておられますか。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) この内容につきましては、やはり継続して実態を把握していく必要があるということで、25年度以降につきましても継続実施していきたいと考えております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 私も昔のことを思い出すと、そういうときはちょっと普通のテストと違って緊張した面もあります。継続は力なりで、やはり続けるんであれば毎年やっていただきたいと思います。   続きまして、小さな2点目に入ります。これまで小学校において前回教育長からお聞きしました私の家庭ノートということで、本年はまた新たに中学校でも取り組む予定とお聞きしましたが、小学校対象だったのがなぜ中学校でも取り組むのか、そのお考えをお聞かせください。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) 23年度からですね、小学校から実施してきているわけですけれども、その効果があるということで今後中学校にも広げていくということで考えております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 感じ取られますには、小さなときの保育園というか、幼稚園の連絡帳みたいな形で自主的なメディアコントロール、本当にきょうこれするから何時までという形でのというお話を聞いています。これは、保護者についてもよい悪い、またよかった、しなかったという見方、感想もあろうかと思いますが、保護者におかれての感想などは何か聞いていらっしゃいますか。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) 保護者からもやはり2通りの意見ございます。ノートをしっかりと見て記載してくださる方、あるいはそれが非常に保護者としても苦痛であるということでおっしゃる方もいらっしゃいますが、総体として子供の学習習慣が身についているということで保護者のほうからは非常に評価は高いと理解しております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) やはり保護者もそういう目で見ていただいて、協力してくれることによって子供もまた張り合いというか、励みにもなるかと思いますので、継続の実施をお願いいたします。この私の家庭ノートですか、当市だけが実施しているのか、またほかの市町村ではどのようにやっている事業なんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) このノートにつきましては、教育長さんのほうからの発案によりまして当市独自の対応ということで実施させていただいております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) ありがとうございます。教育長さんのお考えということで結果を楽しみに数年後まで見ておりますので、よろしくお願いいたします。   続きまして、小さな3点目です。小学校の放課後において、児童の学習支援のため学びの広場を設置するとあります。その理由は何でしょうか。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) 基礎学力の定着というのが1つ大きな内容でございますけれども、学習のおくれという部分もございますので、そういった子供、あるいは希望する子供たちを対象にこういった学力定着を目指した広場を開設していきたいと思っております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 放課後ということで何時ごろから大体何時ごろまでの時間帯でしょうか。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) できれば学校が終わる時間、低学年から高学年はそれぞれ時間帯は違ってきておりますけれども、その時間帯に合わせたこれからカリキュラム等を考える必要があるかなと思っております。また、話の中では昼休み等についても若干の時間があればそういったところも入れればいいんじゃないかというような感じに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 放課後になるとまた子供たちは、今放課後児童クラブということもあってまた余り長期になったりして負担にならないように、それがまた押しつけでなく楽しい事業でありますようお願いしたいと思います。この放課後の勉強会、学びの広場ですが、担当するのは先生だと思うんですが、先生にも負担とか、また順番とか、またそういう意味では何か規約みたいのは考えておられるんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) 今考えておりますのは、教師ということでなくてですね、ボランティア的な教えることのできる方といいますか、子縁人材等のそういった中、あるいは学校の近隣でそういった指導ができる方を指導員というような形で充てていきたいと考えております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 今ほどお聞きしますとこれから募集に入るのか、それはどういうふうな案内で出されるんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) 具体的にはですね、24年度については初めての取り組みということで、市内の小学校、こちらのほうから希望をとりまして4校程度モデル校として実施していきたいと思っております。そういった中で調整しながら、どういう対応をしていくかということをきちっと決めていきたいと今考えております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) お答えするたびに聞いて申しわけないですが、4校とはどこの学校でしょうか。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) 今現在、まだその4校については決まっておりませんが、学校のほうの要望等を受けながら4校を絞り込みたいと思っています。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) わかりました。新しい取り組みということで前向きにひとつ先生方、またボランティアの方にも協力し合って、子供たちのための学力の向上に向けて頑張っていただきたいと思います。   続きまして、小さな4番目です。チームティーチングや習熟度別学習などを実施するため教育補助員を配置しておりますが、よくわからないんですが、チームティーチング、習熟度別学習、それぞれの内容についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) この件につきましては、チームティーチングということで教師と、それから教育補助員とそれぞれ役割分担をしながら子供を教えるということで、習熟度につきましては児童・生徒の理解の状況に応じた指導をするということで、そういうことで理解いただければと思っています。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 今ほどはありがとうございました。教育補助員は多人数学級の学習を支援するということで置くわけですが、これは授業にどのようにかかわっているのか、これからまたどういうふうな形で目的としているんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 濁川教育長。 ◎教育長(濁川明男) チームティーチングというのはですね、主たる先生が大体授業の主導権を持って指示していきます。その間、最初は補助者は子供たちを先生に集中させるとか、そういう補助に当たります。そして、ある程度指導したところで個別活動に入りますね。このときにはたくさん人数いますので、先生だってほんのちょこちょこしか見れないんです。それを手分けして全部正常にきちっと教えたとおりできているかどうか、できていなければそこで指導するという形でやっていきます。ですから、授業そのものを2人で構成していくというやり方をとります。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) マンツーマン形式のようで、まさにしっかりした授業風景を感じ取りました。今後指導をよろしくお願いいたします。この補助員ということですが、やはり教職員なのでしょうか。OB、OG、そしてまた年齢などもおわかりになりましたら教えてください。 ○議長(豊岡賢二) 濁川教育長。 ◎教育長(濁川明男) これはあくまで採用条件は教員免許状を有しているという方で、転勤してこられて向こうで先生をやっていたんだけどもやめちゃったとか、昔先生であったとか、教員免許を持っているんだけど教員につかなかったとか、そういう方たちが参加してくださっています。それは年齢は若い方からかなり御年配の方までいますが、すべて面接をし、その熱意と情熱を判断し、そしてこの方ならいいだろうという形でやっております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 授業については体育の授業もあると思いますが、そういう方も補助員として体育の授業を補助するんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 濁川教育長。 ◎教育長(濁川明男) 内容によってはそちらに参加することはあります。大方1人で大丈夫なような種目の場合には、教務室のほうで次の授業の準備に当たるという、大変先生は忙しいですので、例えば今回のまとめのチェックテストをつくっていただけますかとか、いろんなそういうことに仕事を分担してやっていく形になりますので。極力一番重点にしているのは算数だと思います。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 妙高市としても算数、数学に力を入れているお話を聞きます。女性としたら算数は苦手ですが、これからは男女共同参画でもありますので、妙高市の子供たちは算数に強い女子であったり男子であったり願いたいものと思います。私も子供のころは学業でなく、どちらかというとスポーツ、課外活動を一生懸命でして、卒業した後はあのとき勉強していればよかったなと、後悔後に立たずでございますが、そういった思いもございます。妙高市の子供たちがそういったことのないように、また教育の面で推進して努めていただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) 濁川教育長。 ◎教育長(濁川明男) 1つだけ訂正のほうをお願いいたします。   最初課長のほうで議員さんの御質疑が全国学力調査と、これは文科省がやる抽出校を対象とした国語と算数、数学の全国一斉調査ですね。これが今抽出校になりましたが、ことしは4月に行われて、これは小学校、今度新6年生、それから新中学校3年生が対象になります。ですから、2年生と5年生の内容が主に対象になります。これがそうです。それからもう一つ、NRTという、ノーム・リファレンスド・テストというんですが、標準学力検査というテストがあるんです。これが小学校は1月、それから中学校ですと3月でしたかね。3月初めにもう実際やったと思います。これは、1年生から中3まで対象にして全教科受けられるんです。これは民間がやっておりまして、図書文化社という評価テストの専門の会社がやっておりまして、これに全国の小・中学校はかなり、ほとんどと言っていいですが、それを受けているんです。そうしますと、非常に細かいところまで分析がききまして、一人一人の落ち込んでいる部分の内容とか把握できますし、それが今度は自分の学級がどこの部分で全体として落ち込んでいるか分析できますし、あと県や全国との比較ということになります。この両方を妙高市としては同じかそれ以上のところに上がってきたというところでございます。2つあるということを御認識いただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) ありがとうございました。よくわかりました。   それでは、大きな3目めにいきます。特別支援教育推進事業についてであります。現在妙高市に住む小・中学校の子供たちの登下校は自宅から学校まで通学距離にもよりますが、スクールバスを利用しております。生まれながらに障がいを持つにしき特別支援学校の子供たちにつきましては、朝の登校、夕方の下校は家族や保護者によります車での送り迎えがなければ子供たちは学校へ来ることができません。このたびようやく保護者の方々の要望がかないましてこの事業に進めることとなり、大変私もうれしく思っているところでございます。この件について幾つか質疑いたします。   小さな1点目です。スクールバス、通学バスですね、試行運転するということですが、通常であれば即本格運行ということを考えますが、なぜ試行なのですか。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) なぜ試行運行かということでございますけれども、利用する子供さんでございますが、障がいをお持ちでございますし、程度もいろいろ一様でないという部分がございます。私たちもこういった対応については今回初めて実施するということで、実際に運行してみないとどういった課題があるのか、恐らくいろんな課題が出てこようかと思います。そういったことでそれらの課題を把握した上で解決して本格運行に結びつけたいということで、おおむね1学期期間程度試行運行をやっていきたいと考えております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 今ほど1学期程度ということで、2学期、夏休み後になると思いますが、2学期後には本格運転を考えていることです。2番目の項目も言ってしまいましたが、2学期ということで考えております。これについてはどこのバスを使うのか、また人数にもよりますが、中型なのか、大型なのか、そういう点でちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) バスにつきましてはですね、今スクールバスを運行しておりまして、それの空き時間といいますか、小学生等を送った後、あいた時間帯を利用しまして試行運行していきたいと思っております。バスの形につきましては、今現在マイクロバスを使用して対応できないかということで考えております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) スクールバスの送った後の帰りになるかと思いますが、バスの運転者の方もそういう指導的なもの、確認みたいのはお話、説明、そしてまたこういうときにはこうなるという対処をお話ししてあるのでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) やはり運転手さんにつきましては、運転に専念ということになりますので、実際に試行運行の中でも添乗員だとか、あるいは保護者の方の同乗だとか、あるいは学校の先生方の同乗だとか、いろいろ試行錯誤してみないとなかなか本格運用まで結びつかない部分があるのかなと考えておりますので、そういった面で添乗員等の問題点も解決していかなきゃならないと今考えております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 試行ということで乗りたい子供もいれば乗りたくない子供もいるかと思うのですが、今のところは何名くらいを見込んでおられますか。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) にしき特別支援学校の通学生につきましては、24年度は30名程度を見込まれております。そんな中で保護者等からもアンケートを実施させていただきましたが、その中のアンケート結果では遠距離であります妙高高原地域あるいは妙高地域で6名の方が一応マイクロバスといいますか、通学バスのほうに乗りたいというような意向を持っております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 30名おられる中の上のほうから6名乗るということです。ほかの方はあちこちから来るかと思うんですが、希望もあるかと思います。そういった形で今後1路線じゃなく、よかったらそちらのほうにも回るか、違った形でのスクールバスの回送を使ってまたしていただきたいと……後ほど話ししようと思っていたんですが、お願いしたいと思います。このバスを待っている間はどんなふうに家で待っているのか、まとまって待っているのか、その予定についてちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) まだ保護者の皆さんとは具体的には詰めておりませんけれども、やはり乗降場所、ここを設定いたしまして、それぞれそこで保護者と待機していただいて、バスが回った段階で乗車願うというような方法が一番いいんではないかというような今話を進めてきております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 回送車の帰り道ということで、大体学校到着時刻は何時ごろになりますか。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) 基本的には9時くらいまでには入れるようなルートで設定したいと考えております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) ありがとうございます。それでは、1路線ということの話も聞きました。小さな5番目に入らさせていただきます。   今ほど添乗員、添乗者は保護者が学校の先生かとお聞きしました。1名ならず2名くらいが必要ではないかと思います。そういった中で、もし何かあった場合学校に連絡するとか、いろいろ緊急対応のこともありますが、そういう面での話し合いというのはこれからするのか、もうなされているのかお聞きしたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) こども教育課長。 ◎こども教育課長(戸田正弘) 具体的な話し合いにつきましてはこれからということで、議員今おっしゃられました内容についても非常に重要なことかと思いますので、そういった話し合いの中でも詰めていきたいと考えております。 ○議長(豊岡賢二) 横尾祐子議員。 ◆4番(横尾祐子) 十日町市の特別支援学校は、スクールバスがすべて業者に委託しているというお話を聞きました。添乗員も委託ということで、すべてがそれまでになるにはうちとしては試行ということでそういうふうにはなりませんが、一番いいのは保護者がついてなれてきたら子供たちというのがベターかと思いますが、時間もかかると思いますが、ひとつまた安全、そしてまたかつ運転者に不安などを与えないような形で学校に到着していただきたいと思います。私なりにですが、にしき特別支援学校では放課後児童クラブで現在NPOのゆめきゃんぱすさんが面倒を見てくださっております。早朝の2時間程度ですと今五、六名の保護者と聞きますが、五、六名が毎日交代としても大変な負担になるかと思います。そういう意味で早朝の2時間になるかと思いますが、そういったNPOの方にもお願いするという手もあるかと思いますので、考えていただきたいと思います。   終わりになりますが、どの子も教育を受ける義務は平等でございます。このバスが本格運行されるようになりますと家族や保護者、そして負担が今までからすると非常に軽減されることになります。また、子供たちにとっても社会に一歩踏み出すきっかけになったり、今後の学習になったりする面で非常によかったと思います。それにおいては安全が第一と考えますが、今後は1路線じゃなく、乗りたい子供たちがすべて乗られるような形になりますようまた取り組んでいただきたいと思います。子供たちのため、ひとつよろしくお願いいたします。   以上で質疑を終わります。ありがとうございました。 ○議長(豊岡賢二) 議事整理のため、3時25分まで休憩します。                   午後 3時07分  休 憩                   午後 3時25分  開 議 ○議長(豊岡賢二) 休憩を解いて会議を続けます。   本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長します。                                                                       ◇ 堀 川 義 徳 議員 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。                   〔1 番  堀川義徳 発言席に着く〕 ◆1番(堀川義徳) 議席番号1番、妙高クラブの堀川義徳です。さきに通告してあります大きくは4項目についての予算の総括質疑を行いたいと思います。平成24年度の妙高市民から預かった大事な予算の審議ですので、一生懸命お伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。   まず、大きな1点目ですが、社会福祉協議会の助成事業についてということで、これは予算書の主要事業の62ページに記載されている事業ですが、今年度新しく災害時に速やかに対応できる災害ボランティアセンターの機能強化ということでうたってありますが、実際に予算書の中身にはですね、細かいことが触れていないんですが、実際の予算規模についてお伺いいたします。 ○議長(豊岡賢二) 福祉介護課長。 ◎福祉介護課長(西澤澄男) お答えをさせていただきます。   今回の災害時ボランティアセンターの機能強化に係る経費につきましては、市民スタッフ要はボランティアコーディネーターの養成等に係る経費でございまして、総額で58万6000円を見ております。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 58万6000円ということで、具体的にはどのような内容を強化するのでしょうか。
    ○議長(豊岡賢二) 福祉介護課長。 ◎福祉介護課長(西澤澄男) 具体的なボランティアセンター機能の強化でございますが、さきの東日本大震災におきまして当課におきましてもさまざまな防災マニュアルの見直しを行ったところでございます。その中の一つであります災害ボランティアセンターについては、これまでも設置はしてあったんですが、今回のような市域全体をエリアをしたような影響がある大震災が発生した場合に当課の今のマニュアルで対応できるかどうかということを検証するために、中越防災安全推進機構の事務局長さんを講師にお招きいたしまして勉強会を何回か開催させていただきました。その中で今の状態で2つの課題が明確になってまいりました。その1つが、発生初期のセンターの体制確保の問題でございます。それからもう一つ、2つ目はインフォーマルな支援ということで、いわゆる個々の市民のニーズに対応したボランティアコーディネートができるかという大きな2点が課題として上がってまいりましたので、それらに対応するべく市民スタッフ、それから関係機関のネットワークづくりということで今回養成をし、またネットワークづくりを進めていきたいための経費を計上させていただいたものでございます。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 今ほど昨年の東日本大震災を受けてということで、実際に現在もこのボランティアセンターというのはあるんでしょうか。そして、その場所ですね、具体的に災害が起きた場合にどこか1カ所に集めて、センターということでボランティアを集めるなりすると思うんですが、その場所等は決まっているんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 福祉介護課長。 ◎福祉介護課長(西澤澄男) 今の市の総合防災計画の中では、ボランティアセンターにつきましてはいきいきプラザがございますが、そこに社会福祉協議会がございまして、社会福祉協議会に災害時ボランティアセンターを設置するということになっております。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 今ほど先生を招いて2つの大きな課題があるということで、その課題を解決するためにどちらかというとソフト的なことを強化ということなんですが、実際にボランティアセンターで役割というんですかね、よく私の考えでボランティアセンターというのは、例えば大きな災害が妙高市で起きて、市内外のボランティアの方々を集めてですね、そこで例えばボランティアの人員の配置ですとか、そういったことをするような感覚があるんですが、そういったことでよろしいんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 福祉介護課長。 ◎福祉介護課長(西澤澄男) ちょっと長くなりますが、御説明させていただきます。   幸い当市におきましてはこれまで大きな災害がなかったものですから、社会福祉協議会の職員、それから市職員でセンターを立ち上げて、小さな災害に対してはボランティアの派遣ですとか対応してまいりました。ただ、これが市域全域に広がるような災害が発生した場合につきましては、その要員については現在社会福祉協議会が新潟県社会福祉協議会と協定を結びまして、妙高市全域の場合については県社協が県内の社協からもし不足が生じた場合に要員を派遣してくるということに協定ができておりますし、また県内全域が被災するような大きな災害になりますと全国社協が今度動き出しまして、当県が属する関東ブロックBというエリアがあるんですが、これは4県5政令市から要員が派遣される仕組みができ上がっております。そういうことで、ただこれらを受け入れるにはどうしても1日、2日のタイムラグが生じてしまいますので、先ほど話しました初動態勢というのはやはり地元で対応せざるを得ないということから、それらの最初の初動を対応する要員の確保が必要だという点が1点ございます。   また、もう一点は県内外からそういう要員を派遣していただきましても、その方々についてはフォーマルなサービス、要は避難所の支援ですとか救援物資の受け入れ、払い出しといいますか、そういうものについてはもうプロでございますので十分できるんですが、先ほど話しました個々の住宅の片づけですとか、そういうものになりますとやっぱり地理が不案内でございまして、その方々だけでは十分なサービス提供ができないと。そういう方々と地元がわかる方がセットでサービス提供をしていかないと十分な活動ができないということで、先ほど話した市民ボランティアコーディネーターを養成していきたいということが大きな課題になったわけでございます。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 全市を巻き込む大きな災害が起きた場合に、これは実際に防災面から考えると総務課のほうの防災係のほうと絡んでくると思うんですが、その辺で今回東日本大震災、その前の大きないろんな地震でですね、ボランティアの受け入れ態勢の一本化ということで、やはり行政でいろんな窓口があったりすると、物資もそうですけど、これはたくさんあるけどこれが少ないですとか、そういったボランティアの窓口を一本化するという意味では、この辺総務課さんとの連携体制というのはどのようになっているんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 福祉介護課長。 ◎福祉介護課長(西澤澄男) 先ほど話しましたとおり、ボランティアセンターの設置につきましては防災計画の中で社会福祉協議会に一本化されております。そういうところについて、設置されたところと本部との調整機能を果たすのが福祉介護課ということで役づけをされておりますので、そういうところで進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 地域のボランティアセンターの強化ということで、本当に災害はいつ起こるかわからないので、早急に進めていただきたいと思います。   次に、2項目めですが、主要事業内容の67ページに記載があります24年度の新しい事業ということで地域密着型高齢者支援ホーム事業ということですが、実は私も今冬の冬を冷静に考えた場合にですね、やはりそういった地域にはこういう冬場の間だけ御年配といいますか、老人の方が安心して暮らせるように、そういった施設が必要な時期に来たのかなというふうに思うわけですが、幾つかちょっと確認させていただきたいんですが、今回地域を長沢地区にモデル地域として設定してですね、一応そこにも説明がありますが、共同住宅ということで定員5名というふうな形で、ある程度恐らくいろんな調査をされて5名というふうな形になったと思うんですが、この5名についてのいわゆる数字の根拠ですね、何で5名なのかということがわかればお願いいたします。 ○議長(豊岡賢二) 福祉介護課長。 ◎福祉介護課長(西澤澄男) 定員5名の根拠でございますが、これにつきましては長沢地区を担当しております総務課で設置いたしました地域サポート人の方が65歳以上のひとり暮らし世帯26件、それから高齢者のみ世帯が23件あるわけですが、その世帯を全戸訪問いたしまして現在の暮らしの状況等を確認させていただきました。そういう中で非常に生活に不安があると、また今議員さんお話しになりましたが、冬期間不安であるので、そういうものがあれば即入居したいというニーズをとらせていただいたところ、4名の方が直ちに入りたいということで確認をさせていただきましたし、また将来的にはもう何人か入りたいという方もいらっしゃいますので、そういうことで一応4名に緊急対応等を見越しまして一応5という数字を出させていただいたところでございます。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 私も恐らくそういった調査を経て5名という妥当な数字が出てですね、恐らく募集したら20名だったり、募集したらゼロだったということがないということがあるということで5名というふうにしたと思うんですが、確認なんですが、入居要件としてそこにありますよね。今ほど話をしていただいた自宅で自立した生活に不安や困難がある、自炊できる程度の状態の方ということなんですが、やはり実際冬にどういった理由が不安や困難があるという根拠になるんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 福祉介護課長。 ◎福祉介護課長(西澤澄男) やはり冬の大きな不安の要因については雪でございます。まず、家屋の除雪の関係、それから広い道路までの距離の問題等々が挙げられておりました。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) やはり雪というふうなことで、特に想定外を想定するというふうなことを考えればですね、ことしの大雪も当然今後想定していかなければならない積雪の量ではないかなと思うんですが、私この入居の要件の中でですね、不安を抱えながら自炊できるということはある意味一人で御飯をつくったりして自分で生活できるというふうな方だと思うんですよね。今の話でもって何が不安かというと、やはり冬場の除雪だったりが不安だと思うんですが、妙高市にはその前のページにもあるように高齢者の世帯の冬場の除雪をですね、支援するサービスもありますし、それで67ページにも上に冬の間だけ入ろうと思えば入れる、そういった支援事業もありますし、本当に体が悪い方がもしいたとしたならばそういった一般の施設も使用できるような、そういった補助制度もあるわけですが、新しく1つ施設をつくってですね、そこにどうしてもいろんな制度が当てはまらない方がここにもし入るとしたら、その当てはまらない方というのはどういった方なのかなという、いわゆる今回新しく事業としてやる中には当然除雪の不安もあったり、そういったいろんな不安があるんですが、それを除去する、既にそういった支援策はあるのではないかなと思うんですが、その辺どうでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 福祉介護課長。 ◎福祉介護課長(西澤澄男) 議員おっしゃるとおり、現在妙高市では冬季の生活を支援するために、前回一般質問でもちょっとお話ししましたが、関山駅の近くに妙高の里ということで生活支援ハウスがございます。これは定員が10室12人の部屋でございますが、これについては現在もう満員ということでございますし、今ここで話になりました冬季入所支援事業、これにつきましても今ブナの里の高齢者専用住宅の一部をお借りしまして、それ3室あるんですが、そこに入居していただくということをやっているんですが、これももうほぼ満室に近い状態が続いておりまして、基本的にこれ以上のニーズが出た場合には対応できないという状況になっておるのがまず一つの理由でございます。   それから、もう一点は今回のホームについては、先ほど話をさせていただきましたが、地域の皆さんと十分な話をする中で、やはりどうしても生まれ育った地元にいたいというニーズが非常に強うございまして、それらを補完するために今回これをやらせていただくということでございます。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 今回の4529万1000円という予算の中で内訳を見てみますと、当然新しく用地を買収して、施設に対して設計を行って新しい施設をつくって、JCVへの加入とかいろいろあるわけですが、まるっきり今何もないところに市で新たに用地買収を起こしてそういった施設を建てるという計画でよろしいでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 福祉介護課長。 ◎福祉介護課長(西澤澄男) 最終的にはそうなります。これまでの経過としましては、基本的にはまず地域の資源を活用したいということでさまざまな空き施設を検討してきたんですが、どうしても構造的な問題であったり、地理的な問題であったり、できなかったということで今回こういう形の計画にさせていただいたということでございます。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) こういった地域には今言われたとおり空きスペースがないというような答弁でございましたが、実際にことし24年度で、例えば長沢小学校は耐震補強の診断ですかね、されると思うんですが、やはりああいった地区に当然こういった高齢化の進行が進む中ではですね、たくさんあいている小学校が今あってですね、当然ことしも幾つか耐震設計もしますし、診断もするということで、診断をするというからには前向きな考えで最終的には耐震補強というふうな話があると思うんですが、そういった地域を離れたくないという地域の御年配の声があるとするならば、そういった本当にあいているスペース、施設をうまく利用して新しくつくる施設のかわりになるような、そういった考えはないんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 福祉介護課長。 ◎福祉介護課長(西澤澄男) 今議員さんがおっしゃったのがこれの取りかかる発端の話でございまして、ただ御承知のとおり長沢小学校については耐震化がされていないということで、あれを耐震化するということになりますと相当の経費、全体をしなくちゃいけないことになりますので、基本的にはコスト的な問題であそこを断念して他のこの方法に移ったということでございます。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) やはりことしの冬も除雪の問題があったと思うんですよね。もう既に廃校になった各校舎の除雪等ありますよね。やはり地域で今あいているスペースのそういった空き校舎の再利用といいますか、私も一般質問でやったことあるんですが、なかなか進んでいないのが現状のところなんですが、そういった地域の御年配の方が地域で冬の間だけ残りたいというような意見がある中で、あえて新しいものをつくって、それでもともとある古い校舎は除雪は除雪でまたやる。それで、これはちょっと2番目のほうに話入りますが、当然今御自宅として住まれているおうちもあるわけですよね。その家も何らかの、自分でするか、またそういった除雪の支援を受けてやられるかもしれませんが、さらに今回新しくつくる施設も当然除雪というふうな作業は生まれてくると思うんですが、そういった冬場のあいたもともと住んでいた家の除雪って、その辺はどのように考えていらっしゃいますか。 ○議長(豊岡賢二) 福祉介護課長。 ◎福祉介護課長(西澤澄男) 入居された後のお宅の関係でございますが、基本的には本人ないしはその家族から、親戚といいますか、やっていただくのが原則でございます。ただ、今お話しのとおりなかなか身寄りがいないとかという方もいらっしゃいますし、先ほど話したとおり冬が不安でというのが大きな要因でございますので、現在社会福祉協議会が今行っておりますボランティアによる雪掘り等で対応できないかどうか、その辺についてはこれから支援体制についてボランティアセンター、災害時ではなくて通常のボランティアセンターのほうと調整を進めていきたいと思いますし、また今長沢のほうでは振興計画ということで集落で立てておりますが、そういう中での有償ボランティアによる維持管理ということも中で検討されておりますので、これからその辺については詰めさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) これ先ほどの話に戻ってしまうんですが、今度新しい施設に入られる方は冬場の除雪等が不安だということが原因で新しい施設に入りたいということを先ほどもおっしゃったんですが、今じゃ昔の家どうするんですかといったときには当然親類の方や地域の方、ボランティアが除雪すると。であればですね、除雪してくれるんですから、その不安というのは除去されるんじゃないですかね。 ○議長(豊岡賢二) 福祉介護課長。 ◎福祉介護課長(西澤澄男) 先ほど話したのは物理的な不安と精神的な不安と両面あるわけでございますので、物理的な不安が取り除かれても精神的な不安は取り除かれませんので、そういう面は皆さん望んでいらっしゃる部分でございます。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 私も地域に今までいろいろ貢献されてきた御年配の方がですね、少しでも安心してその地域に残っていただけるような方法は何かないかなというふうなことを考えた場合に、やはりそこでまるっきり新しい施設をつくって入るというふうなことが本当にいいのかなというふうに考えた場合に、今言ったように例えば除雪一つにしてみてもですね、今までと同じようなスタッフといいますか、昔の家も新しい家も、新しい家という言い方はおかしいですけど、新しい施設もあるわけなんで、当然何かにせよいろんな費用が今までよりはかかってしまうというふうなことを考えますと、今非常にこういった財政の厳しい中で簡単に新しい施設をつくって、当然冬場だけではないというふうに思っていますが、冬場そういった形でつくった施設を夏場に有効利用していきましょうというふうな流れではあると思うんですが、ちなみに冬場5人の方が自炊できるような施設というふうなことであれば、実際具体的に夏場はそういった方たちは自分の家に帰られるわけですよね。そこで、帰った後今回新しくつくる施設をどのような形で有効利用していくかということをちょっとお聞かせください。 ○議長(豊岡賢二) 福祉介護課長。 ◎福祉介護課長(西澤澄男) 入られた方、ここにも書いてありますが、一応基本的に冬場を中心にということで書かさせていただいておりますが、先ほどの話ではございませんが、冬期間どうしても維持管理ができないということでそのお宅をつぶされてここへ入ることも一つの選択肢かと思いますので、それまでちょっと私ども詳細に御本人の意向確認までさせていただいておりませんので、何人戻られるか、何人そのまま住んでいらっしゃるかというのはここで明確にお答えはできませんけれども、基本的にここについては夏場につきましても一応活用を図っていきたいと。もし居住する方がいないとなった場合でも活用していきたいと思っております。その活用の方法につきましては、長沢地域の中でも介護サービスの一つであります配食サービスを希望されている方がいらっしゃいますので、そういう生活支援サービスの拠点としてあそこで個々の部屋にも厨房といいますか、調理器具はつきますが、リビング的なところで全体の調理ができる場所もつくりますので、そういうところを活用した配食サービスの拠点となったり、またこの前話のありましたそういう高齢者の皆さんの調理実習をやったりと、またもう一個はうちが今予定しております地域で介護予防の取り組みをこれから進めようと思っています。その地域の拠点の場所として使っていきたいというふうに考えております。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 夏場の利用も皆さん知恵を出し合って考えているとは思うんですが、いろんな市内の公共施設ですが、やはり一年じゅう有効に使うことを考えれば、例えば地域にどうしても残りたいというふうなところを、それはちょっと置いておいていただいて、例えば少しぐらい遠くてもいいよというふうなところであれば、冬の間は利用客が少ない大滝荘ですとか友楽里館などとかですね、宿泊できるような施設もあるわけですよね。そういったところをうまく活用して、これはゼロから5万円という形でお金も取るわけですよね。ということを考えるとですね、そういった形で、これは一つの考え方ですけど、今ある冬場はどちらかというと利用者が減ってしまうような、そういった施設で冬場の間だけ移動していただくような、そんなふうな考えというのは、ちょっと今は私の案なんですが、そういったことも考えないとただ箱物を新しくつくります、当然それをつくるには経済効果もあると思います。ただ、じゃ5年後、10年後先どうなんだといったら、何か新しい若い人のビジネスがそこで生まれるのかといったときにはですね、ちょっと疑問というか、どうなのかなというところもありますし、午前中宮澤議員からありましたけど、合宿の郷づくりということで、例えばそういったところを今合宿の郷づくりの宿泊施設が足りなくて困っているようなところがあれば、そういった地域に5人なら5人、6人なら6人住まわれるそういう施設を建設してですね、冬の間はそういった御年配の方々に利用していただいて、夏場の間は合宿の郷に来ていただいた方に使うような形で一年じゅう有効利用できるようなのが一番私はいいと思うんですが、その辺どうですか。 ○議長(豊岡賢二) 福祉介護課長。 ◎福祉介護課長(西澤澄男) 施設の関係につきまして、今お話のあった大滝荘等についてはこれから水原地域の中での活用を検討させていただきたいというふうに思っています。それで、まず長沢につくる理由については先ほど話しましたとおり、やはり地域に住み続けたいという思いの方が非常に多くいらっしゃいまして、その夢といいますか、それを実現していくために地域に設置していきたい。また、先ほど話しました水原地域であれば、これからまたいろんなそういう資源がありますので、それらをどう活用するかという中での先ほど議員さんがおっしゃった施設の活用についても検討材料になるかというふうに思っております。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 私も今回一般質問で少子高齢化ということで、まさに今モデル地区の長沢もそうですが、あと平丸とかそういったところは非常に若い方がいらっしゃらなくて、どんどん高齢化が進んでいくという中でですね、これはちょっと市長にお伺いしたいんですが、このようなモデル地区の事業を進めて、例えば長沢地区の方、そういった利用される方々はよかったと、随分メンタル的にも心配がなくなってですね、体力的にも楽になったということで、例えばこれが今度平丸ですとか、そういった高齢化が進む地域にこういった形の冬場の間だけ使うような施設をどんどんつくっていくことが地域のこしの問題を解決する、そういった施策になるかどうかということをちょっと市長にお伺いしたいんですが。 ○議長(豊岡賢二) 入村市長。 ◎市長(入村明) 地域のこしという言葉というのは非常に明快なんですが、中身が非常に複雑なんです。例えば今の住宅を建てるに当たってもですね、これも地域のこしということの一つに私はなると思っています。ですから、そこに住まいしているお一人お一人の皆さんの考え方、一生懸命頑張って生涯を貫いてこられているわけですね。その中で、やっぱり最後はもう年配でもあるし、環境が変わるということはなかなかせつないことですよね。そういう意味がありますから、ほかの地域でもそのようなことがまさにこれから具体的になってくるんだと思います。今いろいろるる御提案というか、お考えを示しですね、私も同じことを同じようにやっぱり考えて今までいろいろ策をしたわけですね。しかしながら、最後は今のような形が一番いいだろう。今課長も答弁したとおりですし、それから厚生労働省からこういう施設の限度額を認めてもらったということ、これも国の一つの基本的な考え方、私どもがこういうふうにするということを申し上げたことに対して理解を示したことだというふうに理解しております。この先どうなるんだということになるんですが、非常に一人一人の最後はそこに生活している皆さんのあり方を真剣に、またそこに住まいすることでいわゆるこう言ったらあれですけども、少なくともある意味での安心感と満足感ということがあればね、またそこで一年でも、それからその先いろんな形でまた地域に花を添えてくれるんだろうと、そんなふうに思っております。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) これは、地方では高齢化が進むということで、本当にこの策を打てばそれがストップするというようなことがないのが現状なんですが、今回の事業がそこに住まわれる御年配の方が最後まで妙高市に、そしてこの地域に住んでよかったというふうに思われる事業にしていただきたいと思います。   続きまして、大きな3点目ですが、水創生推進事業についてということで主要事業の82ページにありますが、これは実際に雨水の浸透ます等をつくった場合にはどの程度の効果があるかということである程度検証というか、数字的なものは出ているんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(鹿住正春) 雨水浸透ますの浸透の効果ということでございますが、民間団体の試算ですと地質構造等によっても若干当然異なってくるわけですが、1基当たり年間50トンの地下浸透があるというようなデータが出ております。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 今1基当たり50トンということなんですが、実際にこれは個人で材料支給ですとか、そういった形が申請上がってつくられると思うんですが、ちなみに昨年は何件ほど申請が上がったでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(鹿住正春) 22年度ですが、一般住宅が6基、そのほかに公共施設等で26基、22年度合計で32基設置をしております。なお、23年度分を含めましてこれまで合計で358基設置をしております。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 私何で今回この事業をちょっとお伺いしているかといいますと、私も今回の今冬の消雪パイプの最初からいろいろ聞いているんですが、やはりこれだけの数の消雪パイプがあって一気に井戸をくみ上げますと水位が一気に下がってしまうということで、やはり困ったときの消雪パイプ頼みみたいなところがことしの冬もあったと思うんですが、それがことしのように連続で降雪がありますとずっとくみ上げっ放しですよね。そうすると地下水位がずっと下がってしまって、それで当然浅い井戸からどんどんかれていくというふうなことがありまして、最終的には消雪パイプが入っている路線でありながらその機能がないため機械除雪という形で後回しになってしまうようなことが考えられるんですが、ことし45万8000円ですかね。もっと大々的に、いわゆる無理やり文明の利器で地下水をくみ上げているわけですから、やはりそれはまた人間の力で戻してあげる必要があると思うんですが、意外と今の数、公共で全部で今まで358基ということで、毎年毎年、今22年度だと31基ですかね。ということで思ったより少ないと思うんですが、その辺について何か原因はありますか。 ○議長(豊岡賢二) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(鹿住正春) まず、PRの状況なんですけども、広報等でPRするのは当然でございますが、県の建築協同組合の加盟事務所であるとか、あるいは市内の建築業者、それから建築組合の会員さん、こういったところへ文書で設置についてPRといいますか、そういったものを依頼しております。それから、庁内で建築確認申請の書類が出た段階でも設置についてお願いしているところなんですが、今議員さん御指摘のとおりなかなか思うように設置の数がついてこないということでございますが、私どものPRが悪いのか、あるいは設置自体が効果がはっきりしていないがために皆様方なかなか手間暇かけて設置に二の足を踏むといったような方があるんではないかというふうに思っております。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 今ほど効果が少ないのはPR不足とその他もろもろの原因があるというふうなことなんですが、1基当たり50トンぐらい還元できるんじゃないかというふうなことで、私思うに結構これ材料だけいただいて、あと自分だけやりなさいというような感じの補助金の政策だと思うんですが、私もそれつくるような図を公民館や何かで見たことがあるんですが、そんなに大変な思いをする割には、例えば自分のうちの近くにそういったますをつくったからといって自分のうちの消雪パイプの水になるかどうかというのも不透明なわけですよね。こういった仕事というのは、やはり公共的にですね、例えば市内でいろいろ道路の各集水ますが恐らく何千カ所というふうな形で、当然水路と水路の交わるところは全部集水ますになっていると思うんで、そういったところをやはり行政のほうでそういった浸透ますにかえていくような、こういうことをしないと冬になったらくみ上げます、くみ上げっ放しで水はなくなります、だけど戻すのはそんなに効果がはっきりしないので民間の方にお願いしてもなかなか普及しませんというのは、くみ上げるときは本当に一気にくみ上げてしまうんですが、そういった形で当然これから新規でつくられるいわゆる道路の集水ますですとか、そういうのも当然ですが、今ある道路の道路水路とかぶつかるところにますあると思うんですが、そういったのをある意味市のほうで浸透ますにかえていく、そんなような方向性はあるんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(鹿住正春) 最近では浸透性の舗装とか、そういったのが徐々に普及しているようでございますが、今お話のありました道路側溝等の集水ますとか、そういったところについてはまた道路管理者のほうとそういったことが可能なのかどうか協議をさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 可能なんでしょうか、建設課長さん。 ○議長(豊岡賢二) 建設課長。 ◎建設課長(岡田春彦) 集水ますの透水化でありますけども、流雪溝関係が特に町場の場合は多くありまして、流雪溝においてはやはり水が貴重な水源でございますので、これはできないと言っていいと思います。ただ、よく言います空側溝ですね、要するに雨水排水だけを処理しているそういった側溝もございますので、そういうところではそういう対策をやることは可能かというふうに思います。それからもう一点、以前透水性舗装というのも私ども試みてやってきておりますけども、非常に透水性舗装は耐久性に問題がありまして、当地のような除雪をやるところではちょっと向いていないという結果になっております。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 私もさっきから何回か言っているんですが、単なる浸透するますどうのこうのという問題よりも、やはり今冬を見てもわかるとおり地下水源というのは非常に雪国の生活の中では大切な消雪の手段としてですね、今後なくなることはないと思いますし、前、建設課長さん言われたとおり3割ぐらい少しずつ実際に消雪パイプのくみ上げる量とかを減らしながら機械除雪に変えていくという話もありましたが、その中にしても10年、20年先にも恐らくゼロにはならないと思うので、やはり人工的にくみ上げたものはなるべく人工的に返す手段があれば、私も透水性舗装は経年変化で詰まったりして排水していかないというのも承知していますし、そういった意味で地下に水を戻してあげるような、ほかにいろんな考え方があると思うんですが、やはりその辺は人がくみ上げたからには人が戻すような努力もしていかなきゃいけないかなと思っております。あと、ことし新しく水創生推進計画の見直しということで新事業であるんですが、これは実際今ある計画を見直すということだと思うんですが、具体的にはどのような内容を見直すんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(鹿住正春) この水創生推進計画は、平成18年度に策定をいたしました計画期間10年の計画でございます。4つの目標と施策の柱を10掲げ、さらに62の実施項目を挙げておりますが、策定時から既に5年が経過しているということ、それと現在上位計画となります環境基本計画を策定中でございまして、今年度中に策定となりますので、現状や課題、これを改めて整理するとともに、これまで取り組んできた事業の評価なども行い、より実効性のある計画に内容を見直していきたいというものでございます。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 今平成18年から10年スパンでの計画が途中5年ということで、いろんな上位計画があるということで見直しも入っているということですが、今の現状に合わないことが出てきたので、少し見直しをしようというふうなことだと思うんですが、今言った上位計画の変更に伴うそういった見直しは当然上位計画が見直されればそういったこともあると思うんですが、実際妙高市において18年当時と変わった、当初10年後先を見て計画していたんだけど、こんなことが変わってしまったので今回見直すという、そういう具体的な策はあるんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 環境生活課長。 ◎環境生活課長(鹿住正春) 大きなところでは、地下水の水位の低下ですかね、これは前から問題になっておりますけど、この10年を見ましても夏場の平均の水位が3メーターくらい低下していると。また、冬場の平均水位も低下しているということで、今現在地盤沈下等の具体的な影響というのは見えないところでございますが、このまま地下水が低下するということについては危機感を持っているということでございます。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 私もそうではないかなと思ってですね、冬場の間に先ほどの消雪パイプ等の水を一気にくみ上げるのは、それで冬場の間の水位が低下するのは、これはもうやむを得ないことだと思うんですが、恐らく今くみ上げている水というのは2年や3年前に地上に降った水ではないと思うので、当然何十年かけて降った水をことしの冬に消雪パイプで上げているわけなんで、そうすると恐らくそれがずっと過去何十年間も続けてきて、だんだん、だんだん消雪パイプの本数も上げる水の量も多くなってきていると思うので、昔であれば夏場例えば1年間に100トンくみ上げても98トンとかその辺が戻ってですね、それで夏場の水位が戻ってまた冬場にある程度100トンなら100トンまた戻るような、そういった循環サイクルが、ある程度は確立されていたと思うんですが、恐らく今言ったように夏が戻ってこないというのは先ほどもずっと話出ていますが、やはりくむ量と戻してあげる量のバランスがもう既にことしとか去年からではなくて、過去十何年とかもっと前から崩れ始めてきて、恐らくだんだん、だんだん夏場の間3メーターとかという形で10年前よりは大きく差が出てきてですね、多分ことし急にいろんな政策をとって、水を還元するような政策をとったとしても、この結果が恐らく出るのはまた何年か先にやっと戻ってくるような計画というか、そういった推移になってしまうと思うので、やはりそれは先ほどのことに戻ってしまうんですが、私も多分この見直しというのはそういった現象が出てきてこれはまずいと、何年かたって夏場こんなに戻らないはずじゃなかったのになと思うことが何年か続いているんでこういった見直しになると思っていましたので、その辺今の結果は何年も前からやってきている現象の結果ですし、今やる作業の効果というのは恐らく何年後にしか出ないということだと思いますので、その辺は慎重に見直ししてこれからの例えば雪の降る量ですとか、消雪パイプの上げる水の量ですとかですね、その辺をある程度行政がコントロールしながら、最終的にはいわゆる水の循環が生まれるような形をとっていただきたいと思います。   最後になりましたが、私の4番目として地域農業マスタープランの作成内容ということで、主要事業の87ページのほうにあると思うんですが、米政策推進対策事業ということで、先ほど吉住議員からも話がありましたが、これは1678万8000円予算ついているんですが、実際にこの予算書を見ますと確かに事業的には県のほうから多分20万円ほど予算が盛られているんですが、妙高市としてこの地域マスタープラン作成にかける費用というのは幾らなんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) これは、マスタープランの作成費は20万円、これは全額市で消耗品、燃料費、複写機使用料、これに使います。計画づくりのための消耗品関係でございます。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) ということは、24年度予算ではこの地域農業マスタープランの作成にかける費用というのは市の単費ではゼロということでよろしいでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) そのとおりでございます。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) ことし新年度事業として一応県の予算を使って地域農業マスタープランの作成ということで、実際にマスタープランを作成するんですよね。するということでよろしいんでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) 新年度事業ということで、国が制度を出してきたわけでございます。それで、先ほどお話ししましたとおり地域の担い手というか、中心になって農業をやってくださる方がだれか、そしてその人に農地を集積する、そしてその集積した後、何年後にはどのぐらいの規模に拡大してというような、そういう計画をつくることで先ほど言いましたいろんな支援策が受けられるということになってきておりますので、そういうことでこれから地域にアンケート調査等を行いながらやりたいとか、そういう方が出てくれば我々が入っていって説明会をしたりいろいろしたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 私もこのマスタープラン、今課長さんがおっしゃられたように、これは農林水産省のほうで人・農地プラン、これは括弧として地域農業マスタープランということで、実際的にどういった流れで作成するのかということは当然御承知だと思うんですが、ちょっと簡単にお話ししますと人・農地プランは作成する地域の農業事情に応じて最もふさわしい方法で進めてくださいと、ある意味妙高市のオリジナルで進めてくださいということになっています。集落、地域における話し合いがうまくいくには、市町村、関係機関の事前準備にかかっていますということで、準備段階いわゆる計画そのものが非常に重要だということをうたっているんですよね。話し合いの前に農家の意向確認や中心となる経営団体の候補との意見交換などを行っていくことがスムーズな話し合いにつながりますということで、行政が一番先にやらなければいけないのは今課長がおっしゃったとおりに、地域内の農業者に対していろいろアンケートをして、いわゆる今の現状を把握して今後どうしたらいいかということを農家さんからちゃんと聞き取って進めてくださいということだと思うんですが、実際に先ほど吉住議員からも話がありましたとおり、これは御存じだと思うんですが、2011年、昨年ですよね、妙高市農業・農村基本計画がつくられたんですが、これすばらしい、私も中身を拝見させていただいているんですが、実はこの平成22年度に農家意向調査実施ということで8月27日から9月9日、市内の農家さん450軒に既にこの基本計画をつくるという名目でですね、旧新井地区の150軒と妙高高原地区の150、あと妙高地域の150軒ということで全部で450軒の農家さんにいろいろそういったアンケート調査をしているんですよね。実際課長もこのことは御存じだと思うんですけど、例えば今農地マスタープランをつくるためにアンケート等をするというふうな話ちょっとありましたが、こういったアンケートが2011年にやられているんですが、このマスタープランのためにまたアンケートとかをするんですか。 ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) 計画のほうの今議員さんが持っておられる農業・農村基本計画、これについて大まかな将来の方向性、これを聞き取りしたということでございます。今度は具体的に制度に入っていくときに、本当にこれから規模拡大をする気持ちがあるのかどうか、そういうことをまず確かめて、その人が将来的に少なくともこれから10年後ぐらいまで農業を本当にやっていってもらえるのか、そういう意向を確認してこの補助制度にしていきたいと、実効性を高めていきたいということでございます。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 先ほど吉住議員のときにですね、このマスタープランと農業の基本計画の違いはということで、基本計画は市全体だということで、あとマスタープランのほうは各地域に合ったものだというふうなことだったんですが、この基本計画が森だとしたらこちらが木になると思うんですが、やはり森を見て木を見なきゃいけないと思うんですが、その森の部分の中では今の妙高市の農業の問題点、そして今後やらなきゃいけない方向性、非常に事細かに、当然今の現状も入っております。例えばよくごらんになっていると思うんですが、いわゆる平均年齢の問題ですよね。どんどん高齢化していく。それから、農地の集積も進んでいない。それから、そういった農家の方々の所得も低くなっているということで、この今の農業基本計画、これがマスタープランのためにわざわざ聞き取り調査をしなくてもこの計画が恐らく今の妙高市の農業の問題点であり、これからいかなくてはならない農業の方向性を既にこれで私はうたっていると思います。ですので、マスタープランは実際にここに当然今後の課題とか問題点たくさんあります。それは農業の担い手が若返ればいいですよ。そして、農地の集約も進めばいいです。それは当然全国どこへ行ってもそういった問題は出てきます。   ですので、妙高市でどうやったら若手の担い手が育つのか、そして妙高市でどうやったら中山間地域の農地集積ができるのか、それをやはり妙高市なら独自の考え方をまとめたのがマスタープランだと思います。ですので、先ほどの吉住議員の答弁の中で担い手を若返らせ、農地集積を進め、安定した農業を、それはそうです。どうやったら妙高市がそういった課題、実際にもう課題も出ています。今後やらなきゃいけない方向も出ています。どうやったらその課題に対してそれをクリアできるのかということを考えていくのが本当のマスタープランだと思いますし、私もこれを読んでいて、例えば今の問題点がいろいろあるわけですが、農地集約一つにしてもですね、生産基盤ということで稲作経営の生産基盤である水田の整備状況は圃場整備率が新井地区で86.6%、妙高高原地区で41.3%、妙高地区で74.6%となっていますと。残された農地は、技術的な難しさや国や県の採択基準にも適合しない多額な工事負担を伴う山間地域の小規模団地となっておりますと。どういうことかというと、もう既にできるところはやっていますと、問題のあるところは県や国がお金がかかるから非常に難しいですと言っているところなんですよね。だから、これを先ほどの課長答弁だと何とか前向きにやりたいと思います、進めます、なかなか進んでいません。進まないと思います。当然こういった形で答え出ているわけです。だから、恐らく難しいし無理だと思うんです。この中山間地の小さな農地を10メートル直の擁壁建てて広い田んぼにするなんて、そんなのはやはり無理だと思います。ですので、妙高市はどうやったらそういった中山間地の小さな田んぼを若手の担い手がそこでやっていけるのかというふうなことに対して、やはり答えをマスタープランという一つのこういう形で進めていくんだというふうな答えがないと、ただ集積します、若手に農業をさせますといってもなかなか前に進まないんじゃないかなと思うんですが、その辺今後具体的な考えがもしあればちょっとお聞かせ願いたいんですが。
    ○議長(豊岡賢二) 農林課長。 ◎農林課長(石橋尚) 中山間地の問題というのは、本当に我々も基盤の問題からして農地の集積も進まないというのは先ほどお話ししたとおりでございます。ただ、そういう中山間地のほうにつきましては、やっぱり耕作放棄がふえてきているわけですので、基本的には耕作放棄しないで何とか今の現状を維持していただきたいと、そこがまず最低の希望でございます。その上で、やはり中でも農業に携わってみたいという方がおられればそういう方に農地を集積していきたいという方向で考えております。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) やはりこれだという答えは多分ないと思うんですが、私今回の農業基本計画ですね、すばらしく、ちゃんと調査もしておりますし、例えばそういった生産法人とか生産組合あって、そういった形で固まって若返らせようというふうな話があるかと思いますが、実際に現状を見るとその生産組合でさえ会社を定年された60過ぎの方が70歳の方のかわりに入るわけですよ。ということは、いつまでたっても20代、30代、40代の方が本当に本気で大規模な農業を妙高市でやって平均年齢を若返らせるというふうな話には今なっていないんです。生産法人でさえ定年してきた方が60代でかわる。ですので、今の平均年齢69.幾つというのは、これはそういった方々がいたとしても変わらないんですよ。本当に若手の担い手の方を若返らせるためには20代、30代、本当に20年、30年現役でばりばりにできる年代の方に農業をやってもらわなきゃいけないと思うんですが、そういった意味で私は農業と観光その他、そういった農業を単なる生産物をつくる、妙高市においてはですよ。それは大きな田んぼがあるような上越市であればですね、1軒の農家で20町、30町という面積ができて何千万という収入があって、大きい機械を使ってですね、それは生産ベースに乗ると思います。米だけ売っていればいいと思います。妙高市においてはですね、そういった米だけをつくって売る、野菜だけをつくって売る、そういった農業は今御年配の方が恐らく、例えば耕作放棄地にしないでやってほしいというのは、これは根性といいますか、昔から先祖代々ある田んぼだからということだけの気持ちだけで恐らくやっている方が多いと思うんですよね。そういった方々が例えば体がもう弱くなりましたと、もうできません、特に打つ手もないので手放しますと。実際にこの中でもほとんどの新しく大きく農業をやろうと思っている方は妙高市内で3%ですよ。あと30%以上の方がもうそうなったら手放すというふうなアンケート結果も出ているわけですよね。   そういったことを考えると、私はそういった地域を救う唯一の手段といいますか、方法というのは市長が掲げるいわゆるグリーンツーリズム、単なる農業だけではなくて、例えば農業と観光、そういったことを絡めた、そういった政策をしていかないと今後妙高市の農業というのはやはりどんどん衰退の一途をたどるのではないかと思います。そういった意味ではですね、今後妙高市における農業の行き先というのは、私ちょっとこれは市長にお伺いしたいんですが、どのような方向性をお持ちでしょうか。 ○議長(豊岡賢二) 入村市長。 ◎市長(入村明) 理論的に私も間違っていないと思って今聞いております。これだけことしのような冬の状態からして、春の春耕を考えても経年ですね、時がたつとともに本当にせつない思いであるからやるんだと、それも限界が目に見えている、それが実態だというふうに認識しております。大規模大規模ということで大きくやればということで言っていますけども、これは私たちはそこの努力はしなくちゃいけないですが、秋にもTPPというアメリカとの一つの形が本格化するという事態まで今目の前に見えています。こんな中で国の農業政策の、例えば今回議論になっているこの政策一つにしてもですね、正直言いましていつも農業に対してこうする、ああする、あるいはこうしたほうがいいというふうな形でのいろんな施策が続いてきましたけども、私はそのときそのときの為政者の考え方、国の考え方であったと思います。しかしながら、私どもはここまで来ましてですね、耕作放棄されたところにあえて若い人が入って米をつくるか、あるいは改めてそれをしてなおかつ生活ができるという裏づけがどうやってつくれるんだというふうなことがですね、一番最初に解決せないかんことだと思っています。しかしながら、現状の中ではそこまで到達できないだろう。ですから、じゃ荒れた畑あるいは田んぼ、こういうところに新たな価値を生む一つの農業政策ということをやっていかなくてはいけないだろう。今まだ発表しませんけども……発表しちゃおうか。実はいろんなことの対策というか、考え方を今講じて、これからということになっているんですが、実態ですね、年とってもそれを1メーター七、八十の大きさまで育てて、葉っぱをちょこっととるんですけど、それによって一つのビジネスチャンスをつくれるという、そういうことも今真剣に考えたりしている。これはですね、ある意味ではたいそうだということでの中から、今度たいそうかもしらんけども、そうじゃなくてもう少し笑顔でね、形を変えた自分の土地あるいは山、そういうところで収入が得られる、これも一つの方法だと思っています。   ですから、米ありきでずっといましたけども、確かに今は米をつくることが一番安定しています。しかしながら、それだけで我々はこの地域の実態ということをよく見たときにね、それでいいかどうかということのある程度違った形のつくり方を考えていくということが私は今大事だし、もう始めないかんと思っている。それが今ちょっとぼやかした言い方をしていますけども、真剣にそれが一つの量産の体制ができればこれも一つの形になるというふうなことで考えているところでございます。答えになったかどうかわかりませんが、非常に今石橋課長も答えていますけども、石橋課長の立場ではもう目いっぱいの答えだと思います。これが我々はある意味で国があって、県があって、いわゆる基礎的な自治体があるという中でのせつない一つの一線があるんだという中で目いっぱい頑張るということで御理解をいただきたいと思います。 ○議長(豊岡賢二) 堀川義徳議員。 ◆1番(堀川義徳) 今市長のほうからちらっとそういった新しい事業展開といいますか、あるということもお伺いできましたが、やはり今の妙高市の農業政策に関しては、新規就農者支援事業は、これは国の新規事業の上乗せであったりですね、あと青年就農者のこれも国また県という形で、妙高市独自の農業政策というのはなかなか打っていないというふうな形に私は思います。私今回のマスタープランという話を聞いたときに、いよいよかということで各自治体ではこういった農家さんの聞き取りをしたり、今後の農業の政策をやっとやり始めるというふうな流れなんですが、妙高市は既にこういう問題をしっかり農家さんから吸い上げて今後どうしていかなきゃいけないという方向性まで出しているわけですよね。ですので、ただ単にマスタープランのためにアンケートをしてもう一回聞くのではなくて、こういったすばらしいものができているので、やっぱりこれの問題点をどうやったら解決していけるのかということを考えていっていただきたいと思います。私は、それには妙高市の農業問題に関しては農林課だけの問題ではなくてですね、これは観光商工課もそうですし、企画政策もかかわってくると思います。ですので、妙高市の農業問題はオール妙高という課関係なしに一つの方向性といいますか、考え方を縦割り行政ではなくて真剣におれのところでここはできるけど、じゃこういった販売ルートはとかですね、観光面からの面でとか、あと企画のそういった政策の部分でということでやはりオール妙高という一つのチームでこの農業問題は解決していかなきゃいけない今後の大きな問題だと思いますので、ぜひこのマスタープランにかける思いといいますか、形ですね、単なる国がつくれというふうな、県の予算が来たからというのではなくて、本当にこういった今の現状認識もあるし、今後の課題も持っているわけですから、そういった意味では妙高市の、我々も当然いろんなことで協力できると思いますが、そういった意味では今後の妙高市の農業を生かすも殺すも全市挙げてのマスタープランをどれだけ真剣に考えて現実味のあるものにするかということが大きな課題だと思いますので、その辺よろしくお願いいたしたく質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(豊岡賢二) お諮りします。   本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(豊岡賢二) 異議なしと認めます。   本日は延会することに決定いたしました。 ○議長(豊岡賢二) 本日は、これをもちまして延会とします。   御苦労さまでした。                   午後 4時33分  延 会...